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「北核、重要問題として優先的に解決」韓米首脳が合意

「北核、重要問題として優先的に解決」韓米首脳が合意

Posted November. 21, 2004 22:42,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領とブッシュ米大統領は20日午前(現地時間)、チリ・サンティアゴのハイヤットホテルで首脳会談を開き、北朝鮮核問題を6者協議の枠組みで平和的に解決するという原則を再確認した。

両首脳が特に、北朝鮮核問題を両国の共同重点課題として優先的に解決していくことで合意したことにより、こう着状態に陥っている6者協議の早期再開に向けた論議が、関連国家間で本格的に行なわれるものとみられる。

会談でブッシュ大統領は、「他にも重要な問題はあるが、韓半島問題を『重要な問題(vital issue)』とみなし、緊密に協議していく」とし、「あくまでも外交的かつ平和的な方法で、北朝鮮核問題を解決していくという点を再度強調する」と述べた。

会談に同席した潘基文(パン・ギムン)外交通商部長官は、「これは、米国が北朝鮮に対して敵対政策をとらず、北朝鮮を侵攻する意図がないという点を再確認したものだ」と説明した。

同会談では、盧大統領の12日のロサンゼルス演説に関する直接的な言及はなかった。ただブッシュ大統領は、「盧大統領と韓国政府の北朝鮮核問題に対する敏感さを十分に理解する」としながらも、「米政府の北朝鮮核問題に対する見方を、あまりにも単純化させて見る誤った見解がある」と指摘した。

これと関連して政府は、6者協議の早期開催と実質的な進展案を論議するために、米国や日本との実務接触を近く持つ計画だ。政府は、米国と北朝鮮核問題解決に向けた折衷案を講じる問題も積極的に検討することにした。

一方、米国のある高官は、次期6者協議が年内に再開される可能性があることを明らかにした。また、中国の胡錦涛国家主席がブッシュ大統領との首脳会談で、中国と北朝鮮間の最近の協議の結果を説明し、6者協議の展望について楽観的に言及したと伝えた。

盧大統領は21日午後、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議の参加日程をすべて終えてサンティアゴ空港を出発し、帰国の中間寄着地である米ホノルルに向かった。



金正勳 金東元 jnghn@donga.com daviskim@donga.com