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ブッシュ大統領、「強いドル政策維持する」

ブッシュ大統領、「強いドル政策維持する」

Posted November. 21, 2004 22:38,   

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ブッシュ米大統領は20日、「強いドル政策を維持することで短気、長期赤字問題を解決する考えだ」と明らかにした。

アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するためチリを訪問しているブッシュ大統領は同日、サンティアゴのハイヤットホテルで盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と首脳会談を行い、「来年初めに同様の内容を(経済政策に)反映し、引退年金と老後健康保険などの支援を強化した予算案を公表したい」と述べたと、潘基文(パン・ギムン)外交通商部長官が伝えた。

またブッシュ大統領は「自由で公正な貿易は世界経済の楽観的な見通しを可能にするだろうし、これは韓国にためにもなるだろう」と話した。

これに対して盧大統領は「世界経済を主導している米国のメカニズムを信頼している。ブッシュ大統領と米国政府がそのような長期的な信頼を与える政策をとった場合、韓国企業と韓国経済にとって助けになるだろう」と述べ、歓迎の意を示した。

ブッシュ大統領は同日、日本の小泉純一郎首相との首脳会談でも同様の立場を説明した。これに対して小泉首相は「『強いドル』は米国経済に良い影響を与えるだけでなく、世界経済にも大変重要だ」と評価した。

しかし日本政府は、ブッシュ大統領が「強いドル」に触れたのはイラク問題などと関連した一種の「謝礼」的な発言である可能性が高く、ドル安を好む本音に変りはないだろう、と見ていると日本のマスコミが伝えた。

西側の先進債権国会議である「パリクラブ」が最近、米国の要請を受け入れてイラクの対外負債の80%を無条件で帳消しにすることで合意したため、米国としては日本や欧州などの債権国に対して相応のお土産を与える必要があった、という見方だ。



金正勳 朴元在 jnghn@donga.com parkwj@donga.com