チベット仏教の最高指導者で精神的なリーダーであるダライ・ラマ14世が1日、韓国民に和解と包容の精神を呼びかける内容のメッセージを送ってきた。
ダライ・ラマ14世は韓国で出版される、自身について書かれた『許し』の著者ビクター・チェン氏を通じて、9分のビデオテープに収録したメッセージで「韓国は不幸にも、悲しいことに南北に分断されており、韓国内でも宗教と信仰、利害の違いのために争いが存在すると聞いている」とし、「これから、お互いを許す心で生きるならば、人間愛に満ちた社会を保つことができるだろう」話した。
ダライ・ラマ14世は「人類は同じ空間に生きており、それぞれの国と共同体の繁栄と未来はお互いの手にかかっている」とし、「このように、一家族のように生きているのだが、そこには少なくない違いも生まれるもので、そのような状況で起きる問題には『世界は一家族』という精神で取り組まなければならない」と強調した。
その上で「世界が一家族であるという精神を持っていれば、そのような状況で発生する数々の問題を人間的に、平和的に解決できる方法は、他ならぬ和解と許しである」と語った。
ダライ・ラマ14世は、また「お互いに違う機能を果たす身体の各部分が体という全体を構成するように、太陽と月がそれぞれの機能を果たしながら自然界を作り出しているように、世界はお互いに依存している」と話し、世界と人類の相互依存性(interdependency)を強調することでメッセージを締めくくった。
閔東龍 mindy@donga.com






