米大統領選が13日(現地時間)、3回にわたる候補のテレビ討論会をすべて終えた。しかし、選挙まで20日を残した現時点においても、ブッシュ米大統領と民主党候補のケリー上院議員は、全く優劣を予測できない接戦を繰り広げている。
▲D−20日の状況〓8月30日から5日間にわたって行なわれた共和党の党大会を契機に、10%以上をリードしていたブッシュ大統領の優勢は、3回にわたる討論の結果、ほとんどなくなった。先週末以降に行なわれた各種のアンケートのまとめによると、両候補ともに支持度50%を突破できないまま、誤差範囲内で激しく競合中であることが分かった。
ただ、ブッシュ大統領の支持度は、討論がなされるたびに落ちるのに対し、ケリー候補の支持度は逆に上昇している状況であり、こういうすう勢が選挙時点まで続くかどうかが注目されている。全国の支持度より、さらに重要な選挙人団確保をめぐる競争では、調査機関によって差があるものの、いまのところではブッシュ大統領がリードしているようだ。しかし、逆転の可能性も伺える。
「スイング・ステート(Swing State)」と呼ばれる接戦地域で、最近「ケリー候補優勢」に転じる州が出ているからだ。現在、代表的な「スイング・ステート」に分類されている州は、フロリダ・ペンシルベニア・オハイオ・アイオワ・ニューメキシコ・ミネソタ・ネバダなど8〜14にのぼる。
▲今後の見通し〓選挙専門家は、3回の討論会が支持度に及ぼす影響は、今週末に行なわれ、来週明けに公開される世論調査の結果を見てはじめて分かると判断している。また、今後も1、2回ぐらいの支持度反転のチャンスがあるものと見込んでいる。
これを受け、両候補は、すでに接戦地域に詰めのテレビ広告・遊説を集中させる「全力投球」の作戦を開始した。とりわけ、2000年の大統領選当時、各党の候補が勝利した州を守るのに死力を尽くす、との戦略だ。
權順澤 maypole@donga.com






