来月下旬に予定されている盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の初めてのロシア訪問を控えて、両国の外交当局が訪問日程の確定に向けた大詰めの交渉を行っている。
首脳外交で最も重要なのは、言うまでもなく会談の内容と成果。しかし、韓国大統領としての5年ぶりのロシア訪問であるだけに、どういう儀典と待遇をされるか「見掛け」にも関心が集まっている。
▲国賓訪問なのか公式訪問なのか〓任期中に相手国首脳を1回しか招請できない国賓訪問(State visit)が一番格の高い首相訪問だ。韓国側は当然盧大統領の国賓訪問を希望している。盧大統領が任期中またロシアを訪問する可能性はほとんどないと見ているためだ。
しかし、ロシアはプーチン大統領の日程を理由に難色を示し、多少格の低い公式訪問(Official visit)を要請しているという。国賓訪問には迎え入れや晩餐など、それに相応する儀典が伴われる。
首脳外交では微妙な儀典の差も両国関係の緊密化を示すものとして受け止められるため、今回の訪問の格がどのように決まるか関心が高まっている。
▲サントペテルブルク訪問の可否〓ロシアの第2の都市、サントペテルブルクはロシア外交において「プーチン大統領の故郷」以上の重要な意味を持つ。「首都移転説」まで取りざたされるほどこの都市に対するプーチン大統領の愛情は特別だ。ロシアを訪問した主要国首脳は必ず立ち寄るのが慣例のようになっている。
プーチン大統領は00年大統領に就任した後、ロシアを訪問した初の西側首脳のブレア英首相とサントペテルブルクで会った。02年ロシアを訪問したブッシュ米大統領もモスクワとサントペテルブルクを行き来しながら首脳会談を行った。
しかし、盧大統領は昨年都市建設300周年を迎えて45カ国の首脳が集まった首脳会談にも招待されなかった。
▲「ダチャ外交」実現するか〓モスクワ郊外にある大統領のダチャ(別荘)に招待して晩餐を共にしながら絆を深める「ダチャ外交」はロシアだけの独特な首脳外交の方式として有名だ。
これまでロシアを訪問した主要国首脳は例外なくプーチン大統領のダチャの「ノボオガレボ」に招待されてプーチン大統領との「友情」を誇示した。シュレーダー独首相夫婦はプーチン大統領夫婦と一緒にここで1泊したりしたこともある。
首脳外交では指導者たちの個人的な親密感が国家間の関係ほど重要だ。盧大統領はダチャに招待されない場合、モスクワ市内でプーチン大統領と晩餐を行うことになる。
金起顯 kimkihy@donga.com






