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KBSの「赤旗歌」放送、重懲戒は必至

Posted August. 19, 2004 22:37,   

放送委員会(盧成大委員長)は北朝鮮の代表的な革命賛歌の「赤旗歌」を背景音楽に挿入して物議をかもしているKBS・1TVの報道番組「メディア・フォーカス」に対して制裁如何を決めることにした。メディア・フォーカスは、14日の放送でイラクに派兵されるザイトゥーン部隊に対する政府の報道自制の要請(EMBARGO)を批判した風刺マンガコーナー「時事フラッシュ」の背景音楽で、「赤旗歌」を40秒間流した。

放送委員会報道教養審議委員会(委員長、河永錫・元大田MBC社長)は19日午後、会議を開き、同番組の審議規定違反如何について論議した。この日、審議委員会は同プログラムが放送の公的責任を規定した放送審議委員会規定第7条2、3項と順法精神を明示した第32条に違反したかどうかを検討した。

放送委員会関係者は「重い懲戒が避けられない事案だが、前例がなく制裁規定が明確でないため、審議が難しい」と述べた。放送委員会は審議委員会の審議結果に基づいて今月内に最終制裁如何を決める予定だ。

一方、ソウル永登浦警察署は「赤旗歌」を挿入したフリーランサーの金某氏(25)を19日午後、自主出席の形で呼び、「赤旗歌」が北朝鮮革命の賛歌であることを知って使ったかどうかを集中的に追究した。

警察は金氏が高校と大学をカナダで通うなど、国内事情に詳しくない点から、わざとしたとは判断しにくいと見ている。警察は音楽ファイルをダウンロードしたインターネットサイトの「ソリバダ」運営者に対しても必要な場合追加で調べる計画だと述べた。



李珍暎 鄭世鎭 ecolee@donga.com mint4a@donga.com