盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は2日、李晶載(イ・ジョンジェ)金融監督委員長が提出した辞表を受理し、後任に尹増鉉(ユン・ズンヒョン、58)アジア開発銀行(ADB)理事を内定した。
また、この5ヵ月間空席になっていた中小企業特委委員長に崔弘健(チェ・ホンゴン、61)韓国産業技術大学総長を内定した。
鄭燦竜(チョン・チャンヨン)大統領人事首席秘書官は同日人事内容を発表して、「尹内定者はADB理事、財政経済院金融政策室長を務めた金融専門家で、金融監督の先進化などの懸案を上手に解決していけると期待する」と述べた。尹内定者は3日、国務会議の審議を経て銀行監査委員長に正式任命される。
鄭秘書官は崔内定者に対しては、「通商産業部と中小企業庁で働いた産業政策専門家で、中小企業の競争力強化策を積極的に推進することを期待する」と述べた。
一方、金鍾民(キム・ジョンミン)大統領府報道官は、「李前金監委員長は、クレジットカード問題に対する監査院の監査が始まる前から数回にわたって辞意を表明しており、盧大統領はこれを引き留めてきたが、今回再び李前金監委員長が辞表を提出したため、これを受理したもの」と説明した。
崔永海 yhchoi65@donga.com






