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ドイツ、脱北者を中国に引き渡す方針

Posted July. 02, 2004 22:14,   

ドイツ政府は、先月30日に北京のドイツ人学校に駆け込んだ脱北者4人の身柄を、中国の公安当局に引き渡す方針だとベルリンの外交筋が2日、明らかにした。

脱北者たちが第3国経由で韓国入りできるよう助けてきたドイツ政府が、これまでの立場を変えたのは、今回駆け込んだ脱北者が警備員とドイツ外交官の家族をナイフで脅かしたためだという。

ベルリンの外交筋は、「ドイツ政府は、脱北者の凶器騒動をテロ行為と見なし、この脱北者を受け入れた場合、誤った先例を作る恐れがあると判断したようだ」と話した。

北京のある外交筋も、「ドイツ政府は、脱北者4人を中国公安に引き渡す方針を韓国政府に知らせた」とし、「ただ人道的な立場から、彼らが北朝鮮に送還されることだけは阻止してほしいと、中国政府に要請したようだ」と話した。

同筋は、「中国政府はこれまで、中国の国内法、国際法、人道主義的な面を考慮して脱北者問題を処理してきたが、今回の場合は中国の国内法を違反したため、韓国行きは容易ではなさそうだ」とつけ加えた。

一方、脱北者を支援する人権団体は、「先月1日に5人がドイツ人学校に駆け込んだ際にも、同様の凶器で脅かす事件があった」とし、「これは、警備員が過度に駆け込みを制止したためであり、危害を加える意図があったためではない」と話した。

先月30日に脱北者5人が北京のドイツ人学校に駆け込みを試みて4人が成功し、他の1人は中国公安当局に拘束されていた。(ベルリン=連合ニュース)



金影植 spear@donga.com