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「フセイン容疑者」側近11人と訴追 イラク特別法廷

「フセイン容疑者」側近11人と訴追 イラク特別法廷

Posted July. 01, 2004 22:17,   

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イラクの元大統領フセイン容疑者と側近11人に対する裁判が1日、全世界が見守る中、イラク特別法廷で開始された。

昨年12月13日に米軍に逮捕され、口腔検査を受ける姿が公開されてから6ヵ月が過ぎた。

チャルラビ特別法廷長は同日、裁判に先立ってフセイン元大統領に会い、イラクを統治する間の悪事に対する調査と裁判が始まると通告した。

裁判は、戦争犯罪、拷問、反人類的犯罪、集団虐殺など犯罪容疑が広範囲で、複雑な調査手続きが予想され、本格的な裁判までは相当な日時がかかる見通しだ。遅ければ年を越す可能性もなくはない。

裁判に先立って、フセイン容疑者のサジダ夫人が選任した20人の弁護団を率いるヨルダン出身の弁護士アルラシダン氏は、「現行のイラク司法府は、政府と同一だ」とし、「(三権分立の次元から同裁判は)合法的ではない」と主張した。

しかしイラクのアルハサン法務長官は、「フセイン容疑者の有罪が確定されれば、死刑宣告を受けるだろう」と述べ、最高刑が下される可能性を強く示唆した。

アラウィ首相は、「フセイン容疑者の罪を立証する数トン分量の証拠資料を確保した」とし、「国際機関が、彼の有罪を立証する追加資料の提供を約束した」と話した。



金影植  spear@donga.com