南北(韓国・北朝鮮)は16日から、韓半島分断の象徴だった軍事境界線一帯の拡声器・電光板など双方の宣伝用装置を本格的に撤去しはじめた。合同参謀本部はこの日「西部戦線の臨津江(イムジンガン)オドゥ山展望台付近にある某部隊に設けられてあった宣伝用拡声器を撤去するのを皮切りに、8月15日まで、休戦ライン155マイル(249キロ)にわたって設けられた宣伝用拡声器などをすべて撤去する計画」だと発表した。
最初に撤去された拡声器は99年10月、2億ウォン(約2000万円)の予算を投入し導入したもので、500ワット級のスピーカー48本からなっている。1日15時間ずつ対北朝鮮放送を行ってきたこの拡声器の電波距離は10〜12キロにのぼる。現在、休戦ライン一帯には、計94本の大型拡声器と11本の大型電光板が設置されてある。
そのうち、オトゥ山をはじめ5カ所に設けられた9本の拡声器が、この日一次的に撤去された。国防部当局者は「撤去した拡声器と電光板を今後どのように活用するのかについては協議中」とし「拡声器のスピーカーは部隊内の放送装備に、電光板の大型電球は保安用・警備用の燈などにそれぞれ活用できるだろう」と話した。
一方、合同参謀本部によると、北朝鮮側もこの日、西部戦線一帯の北朝鮮側部隊に設けられた体制宣伝用の立看板・拡声器を同午前から除去しているのが、確認されたという。
崔虎元 bestiger@donga.com






