Kリーグ浦項(ポハン)スティーラーズが首位の座を守っている。
浦項はシーズン前、「中位圏程度」の成績が予想されていたチーム。しかし、24日現在、6勝1敗(勝ち点18)で断然首位を走っている。2位のFCソウル(3勝4分け・勝ち点13)とは勝ち点5の差。その秘密は何か。まずは、ブラジル出身のカルロスとタバレズを中心にした爆発的で柔軟な攻撃力。しかし、何よりも固い守備ラインが専門家の挙げる突風の原因だ。中でも守備陣をリードしているブラジル出身のサントス(33)を第一功労者として選んでいる。
国内に入っている外国人選手としては珍しく守備手であるサントスは、浦項が釣った大魚。プロサッカー連盟の関係者が「昨年半ばにサントスを獲得したことで、スティーラーズは守備の強いチームに生まれ変わった」と話すほど。
実際、サントスが昨年6月に浦項に合流した後、チームは32試合で26失点をマークし、同期間中の水原(スウォン、35失点)や蔚山(ウルサン、30失点)を大きくリードした。サントスが入団する前の前シーズン、浦項は12試合で20失点を記録し、守備の弱いチームに分類されていた。
浦項のコーチの朴ハンソ氏は「守備ライン中央で試合をリードできる経験豊かな選手が必要だったが、ブラジル1部リーグの名門チームFCバスコダガマで活躍していたサントスがその条件にぴったりだった」と語った。
身長184cm、体重78kgのがっちりとした身体能力のサントスは、制空力や位置選定、対人マーク、攻守転換能力など守備としてどれも欠点がないという評価を受けている。15日の大邱(テグ)戦ではセット・プレーの状況で攻撃に加わり、右足シュートで決勝ゴールまで決めた。しかも、サントスは相手チームのブラジル出身攻撃手らの特徴や動きまで知り尽くしている。
33歳と若くはない。しかし、若い選手らと同じ練習量を消化できるほど、自己管理に徹底し、コーチスタッフから信頼されている。
朴コーチは「サントスは競技場内ではすごい『ファイター』だけど、ピッチの外では心の広い真面目な人。他の外国人選手らに『サントスを見習うように』と言っている」と褒めている。
金晟圭 kimsk@donga.com






