米国は、旧京畿(キョンギ)女子高校の敷地に新築しようとしていた米大使館と職員宿舎を、龍山(ヨンサン)の在韓米軍基地内の「キャンプ・コイナー」敷地に建築する案を受け入れる考えがあることを示した。第8回未来韓米同盟政策構想会議に出席するため米国を訪問した外交通商部(外交部)の金塾(キム・スク)北米局長は7日、米国務省の国有財産担当官からこれを確認したと話した。
金局長は「米国は、韓国文化財管理局は最終的な決定を下していないが、旧京畿女子高の敷地が使用不可能の方向に進んでいるだけに、キャンプ・コイナーに移す意向があると話した」と伝えた。金局長は「米国は、安全距離の維持と宿舎敷地などに必要とされる最小限の面積を充足している所として、キャンプ・コイナーの敷地を考えているようだ」と付け加えた。
米国が求めた「最小限の面積」について韓国側当局者は「旧京畿女子高の敷地4500坪を換算し、韓国側が提供できるもの以上の敷地が必要ならば、韓国側が購入する形になるだろう」と説明した。
一方、韓国政府関係者は、在韓米軍龍山基地の移転と関連した費用支援の規模と関連して、在韓米軍兵力の変動など状況変化を反映するよう双方が合意しているだけに、今後の在韓米軍再配置計画によって変更できる問題だという見方を明らかにした。
權順澤 maypole@donga.com






