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中国、加熱気味業種への新規貸出を中止

Posted May. 02, 2004 23:16,   

中国国務院・銀行監督委員会は、景気加熱を沈ませるため、盲目的投資に対する新規貸出を中止し、国家のマクロ調整および産業政策と合わない既存貸出は回収することを指示したと、人民日報が1日付で報道した。

中国共産党機関紙の人民日報が、中国政府の過熱抑制方針を具体的に報道したのは今回が初めて。

人民日報によると、銀行監督委は先月30日、各都市銀行に送った通達で、固定資産の投資増加を抑制し、銀行の貸し出し損失を減らすため貸出資格を5等級に分けて不良貸出を減らすのに最善を尽くすことを指示した。

特に、鉄鋼、電解アルミニウム、セメント、不動産、自動車産業を過熱または盲目的投資が盛んに行われている業種に規定し、これら業種に対しては新規貸し出しの中止はもちろん、既存貸し金も合理的方式で「是正」するようにし、事実上貸出の回収を勧めた。

一方、石炭、電力、石油などエネルギー関連事業と運輸、交通、上水道など公共設備項目は貸し出しの優先順位に置くよう強調した。

銀行監督委は、貸し出し違反通報制導入など都市銀行に対する監督および調査権限を強化すると同時に、都市銀行らに対して与受信業務に科学的管理技法を取り入れることも指示した。

これとは別に国務院・国家発展改革委員会は、固定資産の投資増加抑制のため、大型ショッピングセンター、ゴルフ場建設などに対する全面的な見直し作業に取り組むことを決めた。一角では、中央銀行である中国人民銀行が一週間のメーデー連休が終われば、貸出金利を現行の年5.31%から0.5%引き上げ、受信金利も1.98%から0.25%引き上げる強力な措置を取るという観測が出回っている。



黃有成  yshwang@donga.com