Go to contents

中国、脱北者1人射殺17人逮捕

Posted April. 13, 2004 22:25,   

한국어

北朝鮮を脱出した現役兵士と推定される20代の男性が6日、中国北京の韓国領事部前庭まで入り込んだものの、中国公安に捕まったことが13日分かった。連合ニュースは同日、北京在中の脱北者金氏(31)の話を引用してこのように報道し、金氏が提供した同男性の写真2枚を公開した。写真には20代の男性が領事部の塀を飛び越える場面と領事部の前庭に立っている姿が写っている。

金氏は、「韓国への亡命を希望して来た現役上級兵士(韓国の兵長)チェ氏(23)が6日正午12時ごろ、北京駐在韓国大使館領事部が借りている建物の鉄柵を飛び越えたが、警備中だった中国公安4、5人に捕まって警備室に連れ去られた」と主張したと、連合ニュースは伝えた。

北朝鮮の機械化部隊に務めていたチェ氏は、中国吉林省の延吉を経て3日北京に到着して、韓国への亡命を試みたものとみられる。これについて外交通商部の関係者は、「現地公館に事実確認を指示したが、中国側から答申をもらっていない」と述べた。

同氏は、「北京駐在の領事部が一階建ての建物全体を借りているが、領事部に隣り合わせているほかの一階建ての建物には外国の企業や外国の領事部が入居しているだけに、国際法によって領事保護権は韓国領事部建物の内部だけでのみ認められる」と述べた。

一方、脱北者を助ける社団法人ドゥリハナは同日報道資料を通じて、「24人の北朝鮮人が1日、中国へ脱出して外モンゴルに向かっていたが2日、滿洲里のヨチ市で中国国境守備隊の銃撃を受けて、1人が死亡し6人が行方不明になり、17人が逮捕された」と主張した。

ドゥリハナ側はまた、「数家族で構成される彼らは、モンゴルに入国して韓国大使館へ亡命申請しようとしていた。中国当局が脱北者に銃を撃ったのは今回が初めてだ」と主張した。これを受け外交部は事実確認作業に乗り出した。



金昇鍊 srkim@donga.com