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宋斗律被告に懲役7年「政治局候補委員として指導的任務」

宋斗律被告に懲役7年「政治局候補委員として指導的任務」

Posted March. 30, 2004 22:45,   

国家保安法違反の罪で拘束起訴された在独学者・宋斗律(ソン・ドゥユル、60)被告に懲役7年が言い渡された。

ソウル中央地方裁判所・刑事合議24部(李大敬部長判事)は30日、宋被告に対する1審の裁判で、「(北朝鮮の朝鮮)労働党政治局候補委員として活動し、指導的任務に携わった点が認められる」として、実刑を言い渡した。

裁判所は判決文で、「被告人が、労働党加入と北朝鮮入国の事実を徹底して隠した点などに照らして、金日成(キム・イルソン)体制を賞賛する活動が高く評価されて候補委員に選任され、通報も受けた。対南統一戦線事業を效率的に遂行するために、本名ではなく『金チョルス』という仮名を使った事実が認められる」と明らかにした。

しかし裁判所は、南北海外学術会議開催のために北朝鮮に入国した部分については、国家保安法上の潜入・脱出及び会合・通信の罪と見ることができないとして、無罪を言い渡した。

判決は、「被告人が学術会議で北朝鮮の立場だけを代弁せず、学術会議が(韓国の)統一部と国家情報院の承認を経た合法的な行事であり、学術会議を開催するにあたって主導的な立場にいたのでもない」とその理由を説明した。

量刑について「被告人が処罰の危険を甘受して帰国した点と、南北和解の時代に合わせて韓国社会が包容しなければならないという主張もあるが、これは反省を前提とした時に可能だが、検察の調べや法廷陳述の態度から見ると、謝罪と反省の意思がない」として、重刑判決の理由を明らかにした。

裁判所は、特に宋被告が自分を「境界人」と表現したことについて、「境界人という言葉で、自らを客観的学者に装い、人々に誤った認識を抱かせたことは、冷徹な現実認識の基盤に立っていなければならない平和統一にむしろ障害となった」と述べた。

宋被告は1973年に自ら北朝鮮に入国し、労働党に加入した後、91年に労働党政治局の候補委員に選任され、国内外で主体(チュチェ)思想を広めるなどの任務を遂行した疑いや、94年7月の金日成主席死亡の際「金チョルス」という仮名で序列23位の葬儀委員に選任され、葬儀に参加した疑いなどで拘束起訴された。



黃軫映 buddy@donga.com