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光化門に住居タウン続々と誕生、空洞化解消に期待感

光化門に住居タウン続々と誕生、空洞化解消に期待感

Posted March. 10, 2004 22:50,   

ソウル光化門(グァンファムン)一円の都心に新しいタイプの住居が次々と誕生している。

世宗(セジョン)文化会館の裏手にある内需(ネス)洞、社稷(サジッ)洞一円に、昨年末からおよそ4000世帯の住商複合アパート(ひとつのビルの中に住居と商店が入居している住居形態)と住居型オフィステル(オフィス+ホテルの略語、住宅兼事務室用に設計された住居形態)が完成し、すでに入居が始まっている。

年末には、韓国政治・経済の1番地といわれるこの場所に、1万5000人余りが生活する住居タウンができ上がる。

鐘路(チョンロ)区と地元の商店街は、新たな住民および顧客の増加に期待を膨らませている。

光化門周辺の生活環境はどうだろうか。

▲期待に膨らむ鐘路区〓社稷トンネルを抜け、ソウル市警察庁方面に進むと「入居を歓迎します」と書かれた横断幕が視野に入ってくる。

鐘路区役所が掲げた横断幕には、鐘路区の期待と希望が込められている。

鐘路区の人口は、1975年の33万3970人をピークにして、年間平均5395人ずつ減少している。現在の住民は、17万7504人。

金忠勇(キム・チュンヨン)鐘路区長は「70年代から始まった江南(カンナム)地域の開発に伴なって京畿(キョンギ)高校、ソウル高校などが江南地域に移転したため、鐘路区の人口は、毎年約5400人ずつ減少した」と語った。

金区長は「光化門住居タウンのお陰で、来年は20万人台まで人口が増える見通し」として「このため、財産税など区役所の税収も増えるはず」と述べた

商圏も活気を取り戻している。5月に入居が始まる住商複合アパート「慶熙宮(キョンヒグン)の朝」の向い側では、インテリアを手掛ける業者が3社ほど開店準備に当たっている。昨年下半期から新たに開業した不動産仲介業者だけでも10ヵ所にのぼる。

▲住居環境はどうか〓昨年1月に入居した内需(ネス)洞「三星(サムソン)パークパレス」に住むチョン・ヨンジャ(主婦)さんは、「他に引っ越したくないほどの住み心地」と語る。

チョンさんは、光化門にある住居の長所として環境、交通、治安などを挙げた。

都心でありながら、仁王(インワン)山と社稷公園が近いため環境に恵まれているほか、市警が隣接していることから、泥棒の心配がないという。

鐘路区の1人当たりの緑地面積は57.3㎡で、ソウル平均の15.38㎡の、ほぼ4倍に近い。

金区長は「光化門一円に樹木を増やし、テーマ型児童公園も設置する計画」であることを明らかにした。

光化門にある住居の短所としては、大規模なショッピング施設の不足が挙げられる。このため、小型トラックに生鮮野菜を積んだ行商人が、毎朝光化門周辺のアパート団地を訪れている。

「慶熙宮の朝」に入居予定のP氏は「入居すれば、教保(キョボ)ビルの職場まで歩いて通勤できる」としている。さらにP氏は「入居が終わり、住居条件も良好であることが確認されれば、都心空洞化問題も解決されると思う」と期待をみせた。

▲静かな不動産業界〓およそ4000世帯が続々と入居しているなかでも、不動産仲介事務所は閑散としていた。

双龍(サンヨン)公認仲介事務所のノ・ジェミョン社長は「需要者の殆どが光化門一円に職場をもつ、実需要者」だと語った。仮の需要がないため、取引が疎らだという説明である。

ソウルの住宅価格暴騰現象も、光化門一円ではみられない。入居を控えた分譲権のプレミアムは、2002年並みに収まっている。

慶熙宮の朝など、一部住商複合アパートの、いわゆるロイヤル層は、分譲価格に比べ1億〜2億ウォン高い価格で取引きされているが、オフィステルは分譲価格を下回る売物も出ている。

オフィステルの坪当たり賃貸価格は、保証金45万ウォンで、月々の家賃が5万ウォン台となっている。



李恩雨 libra@donga.com