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弾劾案発議の9日、与野党に張り詰めた空気

弾劾案発議の9日、与野党に張り詰めた空気

Posted March. 09, 2004 23:06,   

与野党は9日午前から盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に対する弾劾訴追案の発議をめぐり、次々と緊急会議を開くなど、与野党間に緊迫した空気が漂った。

弾劾案を主導した民主党は、同日午前9時から常任中央委員・常任顧問連合会議を開き、午後1時半まで4時間半にわたって弾劾案の文案をまとめ、弾劾案発議後の与党の攻勢に備えて戦略を練った。

趙舜衡(チョ・スンヒョン)代表は同席で「憲法を守らない大統領は、国政安定に必要ないということを改めて確認した。弾劾こそ泥沼状態の大韓民国を立て直す道だ」と力説した。

民主党は、同日午前から国会の院内行政室周辺で「弾劾=国民安定」というビラを配るなど、ムードづくりに取り掛かったが、金景梓(キム・ギョンジェ)議員ら指導部の一部は、弾劾案署名に戸惑いを見せていた一部所属議員らに「なにもたもたしているんだ」と参加を呼びかけたりもした。

ハンナラ党も同日午前から主要党幹部会議と若手議員への説得作業、議員総会などを相次いで行い、議員の結集に取り組んだ。

午前11時ごろ、弾劾案発議を一任された洪思鄹(ホン・サトク)院内総務が若手議員10人あまりに会うや、党周辺では「指導部はすでに発議後の票対決に備えているのではないのか」とみる向きもあった。

洪総務は、主要党幹部会議で「発議に及び腰の議員たちを説いて、表決で一糸乱れぬ戦線を作りたい」と意気込んだ。崔秉烈(チェ・ビョンリョル)代表も、午後の議員総会で「明確な立場と一丸となった姿勢を見せてほしい」と気合をかけた。

一部の若手議員らが「国民のコンセンサスが十分に得られていない」と慎重な立場を示したが「ここで引き下がれば、総選挙もおしまいだ」という強硬な声に押されてしまった。

これに先だって行われた李会昌(イ・フェチャン)元総裁の謝罪記者会見と、前日にあった検察の大統領選挙資金の捜査結果発表も、ハンナラ党の指導部が弾劾の発議に積極的に乗り出すのに一役買ったという分析だ。

一方、ヨルリン・ウリ党は午前中、「発議自体、成立しないだろう」とやや楽観的な見方を示していたが、午後になって野党が弾劾案を提出するや、緊急議員総会を開くなど慌てる様子。

とりわけ、鄭東泳(チョン・ドンヨン)議長は、午前ソウル奬忠洞(チャンチュンドン)新羅(シルラ)ホテルで開かれたCEOフォーラムで「弾劾案の発議はどうせ成立しないようだから、物理的な阻止はしないつもりだ」と述べたが、午後になって「反民主的な国政破壊陰謀をぶち壊すため、政界内外の民主勢力をすべて結集すべきだ」と強硬対応を呼びかけた。ウリ党は弾劾案の本会議通過を物理的に阻止するという立場を取るものとみられている。



尹鍾求 李承憲  jkmas@donga.com ddr@donga.com