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[オピニオン]AK小銃と平和

Posted February. 25, 2004 01:27,   

世界的に最も広く普及している武器はロシアのAK−47自動小銃だ。1947年の開発以来、現在まで約100カ国でこの小銃が使われている。今まで1億挺以上生産されたと推定される。操作が簡便で故障がほとんどないうえ、価格まで安いからだ。人気が高かったため、1970年代には「米国はコカコーラを、日本はソニーを、ソ連はAK−47を輸出する」まで言われるくらいだった。

◆AK−47の名前は「Automatic Kalashnikov‐1947」から取った。ミハイル・カラシュニコフが1947年に開発した自動小銃という意味だ。第2次世界大戦に将校として参戦したカラシュニコフは、ドイツ軍との戦闘で負傷をした後、病院でこの小銃の開発を構想したという。史上類のないほどたくさん売れた武器だが、実際には彼はお金を儲けられなかった。旧ソ連は、国民の特許権を法律で認めなかったからだ。今年85歳の彼は、月593ドル(約71万ウォン)の退職年金で生活している。

◆昨年11月、オランダのデルフトで開かれた国際展示会で、ある記者がカラシュニコフにインタビューした。AK−47が発展途上国やテロリストに流れ、戦争を煽っているという非難を込めた質問に彼は、「小銃開発は平和と自由を守るためだった」と主張した。「ナチスが旧ソ連を侵略した時、2500万人が犠牲となった」と答え、「祖国を守るために小銃を開発したのが過ちなのか」と聞き返した。「武器のために戦争が起こるのではなく、戦争をしようという気持ちが問題だ」と政治家を非難しもした。

◆ロシア人が英国に設立した「Audio Books For Free」という会社が最近AK−MP3という新製品を発売した。200億の単語と9000曲の音楽を保存できるこの製品は、あたかも弾倉のようにAK-47に装填して使うようになっている。会社側は同製品を「平和のために」開発したと発表した。「内戦国の兵士やテロリストは、多くがAK−47を持っている。彼らがAK−MP3で良い本や音楽を聞けば、対立と憎悪の気持ちが消えさるだろう」ということだ。カラシュニコフの「主張」がこのAK−MP3を通じて実現できることを願う。

ファン・ユソン北京特派員yshwang@donga.com