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盧政権、総選挙後を意識し人事に狂い

Posted February. 17, 2004 22:58,   

▲人事に狂い、後遺症は深刻〓朴正圭(パク・チョンギュ)首席体制に変わった民情首席室は、梁仁錫(ヤン・インソク)司正秘書官に次いで、李錫兌(イ・ソクテ)公職紀綱秘書官まで辞意を表し、当分、業務空白が避けられなくなった。とくに、朴首席と「コード」の合わない李鎬迵(イ・ホチョル)民情秘書官との関係を「危うい同居」と見る向きもある。朴首席は「能力のある人は辞任し、やる気のある人は能力に欠けているので頭を抱えている」と人選難を打ち明けた。

柳寅泰(ユ・インテ)前政務首席の辞任後、政務首席室は開店休業と言わんばかりの状態だ。苦肉の策で「適任者を見つけるまでに」という条件付で、李炳浣(イ・ビョンワン)広報首席が兼任する体制となった。

しかし、大統領府内部では総選挙まで現体制で行くのでは、という見方が大勢を占めている。4月15日の総選挙以降には、「ポストの面倒を見るべき」落選者たちが多いからだ。386(30代・80年代に大学入学・60年代生まれの世代)参謀の千皓宣(チョン・ホソン)氏が、政務企画秘書官から儀典秘書官に異動し、政務チーム長格の同ポストも空席のままだ。組織再編前には政務企画秘書官と政務1、2秘書官3人が担当していたことを今は尹厚鄹(ユン・フトク)政務秘書官1人で取り仕切っている。

外交補佐官も、潘基文(バン・ギムン)氏が外交通商部長官に昇進・移動してから後任を決めずにいる。外交通商部(外交部)職員の大統領をけなす発言で波紋を呼んだ外交部長官の更迭が、外交補佐官の人選に支障をきたしている格好だ。元大統領第1付属室長の梁吉承氏の「清州(チョンジュ)接待」事件で、空席になった第1付属室長の席も10ヵ月間も空きっぱなしだ。

▲「人材プール」はあるのか〓大統領府の人事空白は、人材プールがいかに貧弱なのかを裏付けている。昨年8月と12月の2度にわたる大統領府の人事は、下の石を上の石に置き換えるだけの「たらいまわし」人事だったが、今回は、総選挙に向けて大挙辞任を申し出たため、身代わりが見当たらずにいる。

これまで、大統領府の人事首席室では「人材プールは、長官・次官級だけでも省庁別に20〜30人ずつ400〜500人にのぼる」と強調してきた。しかし、内閣と公営企業の人事では人材フールを活用してきたが、大統領府人事は政治的な任命になる場合が多いため、官僚の人材プールとは違って「非主流出身大統領」の人材プールの限界を露呈している形だ。

▲人事システムの狂い、理由は〓大統領府の人事が混乱している最大の原因は「相性人事」と「恩返し人事」にシステムの不在まで重なったからだという見方もある。空席の第1付属室長の場合、386参謀である呂澤寿(ヨ・テクス)行政官くらいに「盧大統領の真意」が正確に読み取れる側近を見つけるのが、そう簡単な業ではないというのも一つの要因だ。

このため、大統領府の人事政策システムを全面的に見直すべきだという声も強まっている。ある民間研究所の研究員は「大統領との相性にこだわらず、大統領府を魅力ある職場に作ってこそ人材が集まってくるだろう」と話した。

内閣のある次官級関係者は「1年間、盧大統領が一番強調したのが『システム運用』なのに、大統領府の人事システムこそ空回りすれば、省庁にシステムをいくら強調したところで聞き耳を立てやしないだろう」と皮肉った。



崔永海 yhchoi65@donga.com