Go to contents

院内総務とスポークスマンが辞任発表 ハンナラ党が内部確執

院内総務とスポークスマンが辞任発表 ハンナラ党が内部確執

Posted February. 12, 2004 22:50,   

한국어

野党、ハンナラ党の洪思鄹(ホン・サドク)院内総務と朴振(パク・ジン)スポークスマンは主要懸案問題に対する党指導部の出方に不満を示し、12日、総務とスポークスマンの職から退くことを発表した。

両議員の電撃的な発表は、総選挙公認候補を選ぶ過程で浮き彫りになった「主流—非主流」間の葛藤と11日にあった若手議員らによる崔秉烈(チェ・ビョンリョル)代表への退陣要求に続いて出たもので、党指導部の退陣をめぐる論争が党内部へ広がるものとみられている。

洪総務は同日、常任運営委員会直後の記者懇談会の席で、「徐鋻源(ソ・チョンウォン)前代表の釈放要求決議案の可決と韓国—チリ間の自由貿易協定(FTA)批准案可決の見合わせなどについて院内総務として責任を取り、16日、FTA批准案が可決すれば、総務の職から退く」と述べた。

洪総務はこれまで政局に対する党指導部の安易な見方と出方に対し、批判的立場を示してきた。さらに、洪総務は同日、党指導部の退陣を求めてきた若手議員らに対しても、「事前に何の話し合いもないまま、総選挙まで約60日をひかえている時点で代表の退陣、全国党大会などを云々するのは軽率なことだ」と批判した。

しかし、南景弼(ナム・ギョンピル)、元喜龍(ウォン・ヒリョン)議員など若手議員らは同日も党を作り直す覚悟の「換骨奪胎」を主張し、崔代表の勇気ある退陣を重ねて求めた。

一方、朴スポークスマンは同日の記者懇談会で、「党のスポークスマンとして除全代表の釈放同意案の可決に対し、党の立場を合理化したことが恥ずかしく思え、それが結果的に党に害を与えた」と辞任の意思を述べた。

これに先立ち、崔代表は11日夜、金文洙(キム・ムンス)党公認候補選定審査委員長、洪準杓(ホン・ジュンピョ)戦略企画委員長、任太熙(イム・テヒ)代表秘書室長ら側近議員と汝矣島(ヨイド)にある食堂で総選挙の不出馬など自分の進退をはじめ、党内紛の解決策について話し合った。



鄭然旭 jyw11@donga.com