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「韓国のFTA見合わせ、正当化できない」チリ紙が批判

「韓国のFTA見合わせ、正当化できない」チリ紙が批判

Posted February. 12, 2004 23:18,   

チリの主要紙は11日、韓国—チリ間の自由貿易協定(FTA)批准案の可決を見合わせた韓国国会を社説で強く非難した。

日刊紙「ラテルセラ」は、「韓国国会のFTA批准の見合わせは農民からの圧力と4月の総選挙を意識したことから始まった。両国が相互利益を得られるにのに、批准を見合わせたことは正当化できない」と批判した。

日刊紙、「ラエストラテヒアド」も同日の社説で、「4回目の表決でも韓国国会がFTA批准案を可決できるかどうか定かではない。チリが不満を持つのは当然なことだ」と報道した。

また、日刊紙の「ラセグンダ」は10日、「FTA締結の当為性に対し、チリの一部の上院議員は懐疑的な反応を見せている。韓国—チリ間のFTAがそれほど大事なことでもない上、チリに大きな利点があるわけでもない」と主張した。

ガブリエル・バルデス上院議員も、「チリ駐在韓国大使の要請で上院で批准案が可決されてはいるものの、大きな期待はしていない」と述べた。



朴炯準 lovesong@donga.com