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崔京周、ケニー・Gらとラウンド

Posted February. 06, 2004 00:47,   

「ボディーカード」に守られながら、「サクソフォン」のリズムに合わせて、グッド・ショットを…。

「タンク」崔京周(チェ・ギョンジュ、シューペリア・テーラーメード)は6日、世界的な芸能界スターたちと一緒にラウンドした2004年米国PGAツアーAT&Tぺブルビーチ・ナショナル・プロアマ(賞金総額530万ドル)の初試合を共同4位(5アンダー・パー67打)で好成績を上げた。

同日、崔京周とチームを組んだアマチュア・メンバーは「サキソフォンの手品師」、ケニー・G(47・米国)。去年、ターゲット・ワールドチャンピオンシップ・プロアマに続く二人の2回目の「フィールドでの出会い」はケニー・Gの要請で行われた。

自分のファンが多い韓国にも行ったことがあるというハンディキャップ1のゴルフマニア、ケニー・Gはラウンド直後、「去年、崔京周とのラウンド後、崔のファンになった。今日の僕のプレーには満足できないが、気楽にプレーした」と感想を述べた。

これに対し、崔は「多くのギャラリーに囲まれ、少し賑やかな中で行われる芸能人とのラウンドはややもすると集中力を失いがちだが、初ラウンドのスコアに満足している」と語った。

崔と一組をなし、スコア対決を展開した米国PGA歴2年目の新人ジョナソン・ビアド(2アンダー・パー70打・米国)のパートナーは映画俳優兼監督であるケヴィン・コスナー(49・米国)。90年『ダンス・ウィズ・ウルブズ』の主演を演じ、アカデミー賞7部門を席巻し、韓国ファンにはホイットニー・ヒューストンと熱演した「ボディーガード」で知られている彼の公式ハンディーキャップは14で、96年にはゴルフ映画「ティン・カップ(Tin Cup)」の主演を演じたこともあった。

ゴルフ試合の途中、相手チームにはアドバイス出来ないため、同日、一組としてプレーしたが、崔とコスナーはこれといった会話なしにティーオフ直前とラウンド終了後、握手を交わしただけ。

一方、第3ラウンドまで予選を行う今大会の初日、上位圏のほとんどは3コースのうち、最も簡単だといわれているポピヒルスコース(パー72・6833ヤード)から出た。崔はもちろん、共同1位(7アンダー・パー65打)のマット・クチャル(米国)と「12大会連続トップ10」の記録に挑戦する共同4位のビジェーシン(フィジー)などがそのおかげで得をした。

一方、ナ・サンウク(20・コーロンイェルロード)はポピヒルスコースで初ラウンドを行ったが、共同121位(2オーバー・パー74打)に止まり、厳しい第2、3ラウンドをあとにしている。

デービス・ラブ3世(米国)は一番険しいといわれているスパイグラスヒルスGC(パー72・6862ヤード)で共同142位(3オーバー・パー75打)に下落し、大会2連覇に陰りが出ている一方、電動カートに乗ってプレーした「身の不自由なゴルファー」ケーシ・マーティン(米国)は共同51位(1アンダー・パー71打)と善戦した。



安永植  ysahn@donga.com