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思い出の「アバ」 ミュージカルで楽しむ

Posted January. 24, 2004 23:47,   

「最近、世界的に『マンマ・ミーア(MAMMA MIA)』のように、すでに発表された歌にドラマを付け加えてミュージカル化するブームが起きている。しかし、どんなミュージカルも『マンマ・ミーア』には及ばないだろう。

1970年代の初めから80年代初めまで、世界的に高い人気を集めたグループ「アバ(ABBA)」の前メンバー、ビヨルン・ウルヴァース(59)が23日に訪韓した。ウルヴァースは「アバ」の歌を土台に作ったミュージカル『マンマ・ミーア』の韓国開幕公演(25日)を支援するためにソウルを訪れた。24日に開かれた記者会見で、ウルヴァースはこのミュージカルの成功に対する強い自信を示した。

「製作者が『アバ』の歌にストーリーを付けてミュージカルを作ろうと提案したとき、興味を感じました。筋書に合わせて歌を作曲する通常のミュージカルの製作方法とは正反対だからです。」

スウェーデン出身の混声4人組みグループ「アバ」は、74年「ウォータールー」を皮切りに、「ダンシング・クイーン」「マンマ・ミーア」「チキチータ」 など幾多のヒット曲を出したが、82年にグループを解散して音楽ファンに惜しまれた。前メンバーのベニー・アンデルソンと一緒に「アバ」の作詞・作曲を引き受けたウルヴァースは、『マンマ・ミーア』が99年4月にロンドンでミュージカルが初演されるときから音楽作業に参加してきた。

「アバ」の歌95曲のうち、22曲を盛り込んだ『マンマ・ミーア』は結婚を控えた娘が生父である可能性のある3人の男を自分の結婚式に招待して起きるハプニングを取り上げた作品。現在、英国、米国、ドイツ、日本、オーストラリアなど世界中で人気を集め公演されている。

彼は「英語以外の言語で作った『マンマ・ミーア』はドイツで初めて見たが、あの時の感じがとても良かった」とし、「『アバ』の歌が外国語で歌われても興行に成功することができると確信する」とし、韓国公演に対する期待感を隠さなかった。



朱性元 swon@donga.com