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「アテネは李鳳柱、北京はオム」マラソン韓国の今日と明日

「アテネは李鳳柱、北京はオム」マラソン韓国の今日と明日

Posted January. 15, 2004 01:00,   

甲申年新年早々、済州島(チェジュト)漢拏(ハルラ)樹木園の小道で韓国マラソンの 「至尊」と「未来」が出会った。

「ボンダルイ」李鳳柱(イ・ボンジュ、34、三星電子)と「マラソン士官学校」建国(コングク)大学のオム・ヒョソク(20)。年が14歳も離れているこのマラソンの先輩と後輩は3月14日開かれるソウル国際マラソンを控えて冬季訓練中だ。

「ヒョソク、僕はアテネ五輪で僕のマラソン人生をかけるから、お前には08年北京五輪を任せる」(李鳳柱)。

「ありがとうございます。こうやってお兄さんと一緒に走ることができること自体光栄です。マラソンにだけまい進して、必ず世界的な選手になります」(オム・ヒョソク)。

二人の選手はそれぞれ自他が公認する韓国マラソンの看板スターと最高の有望株。李鳳柱は1990年から昨年まで31回もフルコースに挑戦して30回完走した鉄脚。アトランタ五輪銀メダル、ボストンマラソン優勝、アジア競技大会2連覇などを達成した、もはや説明が要らないスターだ。

オム・ヒョソクはまだまだ卵に過ぎないが、資質は李鳳柱に勝るとも劣らない。02年高校9つの大会で中長距離をさらっており、5000メートル、1万メートルはもちろん、さまざまな区間マラソンで1位を占めた。何よりも1500メートルを3分51秒で走破するほどスピードが速いため、速度競争の現代マラソンの流れにぴったりの資質を兼ね備えている。

陸上でも中長距離は代表的な3D種目。こうした中で彗星のように現われたオム・ヒョソクは李鳳柱にとって、「とてもありがたくてかわいい後輩」だ。後継者を選んでみなさいという言葉に李鳳柱は迷わずにオム・ヒョソクを指名した。

オム・ヒョソクは大学新入生だった昨年、全国体育大会5000メートルで銀メダルを勝ち取るなど、大学舞台の突風の主人公。昨年3月、東亜(トンア)ソウル国際マラソンでは30キロメートル地点まで優勝者ガート・タイス(南ア共和国)と熾烈な先頭争いを繰り広げて専門家を驚かせた。このごろ彼は左足の裏に炎症を患っている。高校時代、度を過ぎた訓練を行ったためだそうだ。

「マラソン選手にとって身体は命なんだ。異常があれば訓練を中断して病院へ行かなければならない。我慢して運動するのも一種のオーバーペースだよ」(李鳳柱)。

「ありがとうございます。いつも頑張っている鳳柱兄さんが好きです。必ず鳳柱兄さんのようなマラソンランナーになります」(オム・ヒョソク)。

韓国マラソンの「今日と明日」は再び木の匂いがさわやかな小道を走り出した。



梁鍾久 yjongk@donga.com