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検察、議員8人全員に事前令状

Posted January. 09, 2004 23:08,   

最高検察庁の中央捜査部(安大煕検事長)は9日、去年国会で逮捕同意案が否決された与野党の国会議員7人全員と、大統領選挙資金不法募金の疑いが持たれているハンナラ党の金栄馹(キム・ヨンイル)議員などに対して、事前拘束令状を請求した。

事前拘束令状が請求された議員は、金議員を含めてハンナラ党の崔燉雄(チェ・ドヌン)、朴明煥(パク・ミョンファン)、朴柱千(パク・チュチョン)、朴在旭(パク・チェウク)議員、民主党の李訓平(イ・フンピョン)、朴柱宣(パク・チュソン)議員、ヨルリン・ウリ党の鄭大哲(チョン・デチョル)議員など8人だ。

最高検察庁の文孝男(ムン・ヒョナム)捜査企画官は「一般不正腐敗行為に比べて疑いが軽くない上に、他の事件との公平性を考慮してこのように決めた」と話した。

また、検察は、金議員がハンナラ党の選挙対策本部長に在職中だった02年11月末〜12月初め、党本部の事務室でアシアナ航空の朴賛法(パク・チャンボプ)社長から10億7000万ウォンの不法政治資金を受け取った疑いを追加で明らかにし、この日請求された事前拘束令状に含めた。

検察は、金議員がこの資金を党に入金させたのか、それとも個人的に流用したのかなどを追及している。

金議員は崔議員と前ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)元総裁の法律顧問だった弁護士の徐廷友(ソ・ジョンウン、拘束起訴)容疑者、前ハンナラ党財政局長の李載賢(イ・ジェヒョン、拘束起訴)容疑者などと共謀して、三星(サムスン)、LG、SK、現代(ヒョンデ)自動車など4大グループから462億ウォンの不法大統領選挙資金を受け取ることに介入した疑いも持たれている。

金議員は令状実質審査をあきらめており、鄭大哲、朴柱千、朴明煥、李訓平議員は、この日午後2時からソウル地方裁判所に出席して、相次いで令状実質審査を受けた。

崔議員に対する令状実質審査は10日午前11時にソウル地裁で、朴在旭議員の令状実質審査は12日午後2時に大邱(テグ)地裁で開かれる予定だ。



丁偉用  viyonz@donga.com jefflee@donga.com