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帰ってきた新型肺炎、台湾で感染者見つかる

帰ってきた新型肺炎、台湾で感染者見つかる

Posted December. 17, 2003 23:34,   

世界保健機関(WHO)が今年7月、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の完全終了を宣言した後、初めて台湾でSARS感染者が正式に確認された。台湾保健当局は17日、医学研究院の男性(44)がSARSテストで陽性反応を見せたと発表した。

台湾当局によると、台湾国防医学院・予防医学研究所でSARSを研究してきたこの男性は、5日、実験室でウイルスに感染したものとみられている。

同男性は7日、シンガポールで開かれた会議に出席し、帰国3日後から高熱に苦しめられた。16日、台北にある病院で診断を受けたところ、肺炎にかかっていることが分かり、SARS検査を受けたところ、陽性反応が出た。当局は同男性を台北市内にあるSARS感染者の専門治療病院に移し、隔離治療中であり、感染者の家族4人にも外出を禁止している。

SARSは今年1月から4月にかけて、中国、香港、台湾などで猛威を振るった。29カ国に感染が拡大し、今年7月5日にWHOが終了を宣言するまで、世界経済や国際会議、観光などの分野に途方もない影響を及ぼした。WHOの統計によると、今年7月までで患者およそ8000人、死者は774人にのぼる。台湾だけでも346人がSARSウイルスに感染し、37人が亡くなった。



權基太 kkt@donga.com