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米、鉄鋼セーフガード撤回へ

Posted December. 04, 2003 23:14,   

米国のブッシュ政権が外国産鉄鋼製品に適用していた緊急輸入制限措置(セーフガード)を撤回するという発表を4日(現地時間)行う予定だ、とホワイトハウスの関係者が3日明らかにした。

ブッシュ大統領は、米国の景気低迷と世界的な鉄鋼の供給過剰によって、米鉄鋼業界が苦境に立たされるや、昨年3月、欧州、アジア、南米などから輸入される鉄鋼製品に対し、3年間8〜30%の高い関税を課すセーフガードを発動していた。

先月、世界貿易機関(WTO)は米国のセーフガードがWTOのルール違反という最終決定を下し、欧州連合(EU)や日本など主要輸出国は米国製品に対して報復関税を課すと圧力をかけていた。韓国も米国がセーフガードを撤回しない場合、報復関税を課す方策を検討していた。

米国に鉄鋼を輸出する諸国は、セーフガードの撤回を歓迎しながらも、米国が掲げる撤回条件が気になる模様だ。

ブッシュ大統領は自国の鉄鋼業界をなだめるため、輸入監視システムを強化し、特定の国から鉄鋼の輸入が非正常に急増した場合、緊急関税を課す補完策を講じるとみられている。また、連邦政府が鉄鋼会社の年金負担を軽減させたり、支援する計画も検討されている。



金承眞 sarafina@donga.com