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[社説]国民はもうどちらも信頼できない

Posted October. 31, 2003 00:41,   

与野党の大統領選挙資金疑惑をめぐる波紋がさらに拡大している。大統領選挙当時ハンナラ党の崔燉雄(チェ・ドンウン)議員(党財政委員長)事務室にSK秘密資金100億ウォンの外にも、巨額の現金を積んでおいたという党財政局長李載賢(イ・ジェヒョン)容疑者の検察での供述は衝撃的だ。逮捕中の李容疑者はこのカネをラーメン箱とダンボール箱などに入れて横3m、縦5m、高さ1.2mの空間に4段で積んでおいたと供述した。検察は数百億ウォン台と推定されるこのカネが他の企業から不法に募金した大統領選挙資金である可能性が高いとみている。

不法に大統領選挙資金をどれぐらい集めたら、事務室が現金箱でいっぱいになるのか。李会昌(イ・フェチャン)前総裁の対国民謝罪はただの「政治ショー」に過ぎなかったのだろうか。李前総裁が謝罪しながらも大統領選挙資金の不法に集めた金額については一言も言及しなかったのはもしかして、こうした事情のためだったのかと問わざるを得ない。

ハンナラ党は李前総裁の謝罪に続いて、地区党委員長の連席会議を行って「これからはいかなる場合にも企業から不正なカネはもらわない」と念をおしたが、こうした誓いが色褪せてしまった。「私たちは打ち明けたから、これからは盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が告白するときだ」と声を高めたが、これもむなしい叫び声になってしまった。

盧大統領の側近である崔導術(チェ・ドスル)容疑者がSK秘密資金以外に他のカネを受け取った手がかりがあるという検察の発表も私たちを絶望させる。SK秘密資金事件が明らかになったとき、国民が知りたがっていたのは「果して崔容疑者をみてカネを渡したのだろうか」だった。他のカネをさらに受け取ったなんて、やっぱり今度にも相手が崔容疑者だけをみて渡したのだろうか、盧大統領と大統領府はこれ以上解明を先送りしてはならない。

時間が経つほど、問題が拡大しているヨルリンウリ党の李相洙(イ・サンス)議員の大統領選挙資金募金も同様だ。口を開ける度に募金額が変わるので疑惑だけを増幅させている。

検察は与野党を問わず、大統領選挙資金をめぐる不正事件の真相を徹底的に解明しなければならない。国民はもう与野党どちらの言葉も信頼できない。