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政府高官「イラク派兵は2、3000人が合理的」

政府高官「イラク派兵は2、3000人が合理的」

Posted October. 27, 2003 23:09,   

韓国政府はイラク追加派兵部隊の性格と形態、規模などを決定するため、今月末からおよそ10日間の日程で、第2次合同調査団をイラク現地に派遣することにした。

大統領府の尹太瀛(ユン・テヨン)報道官が発表したところによると、国家安全保障会議(NSC)は27日、金万福(キム・マンボク)NSC情報管理室長を団長に、総勢13人の調査団を派遣し、イラク現地のインフラや保健、医療、民心など戦後復興と再建に向けた非軍事分野の現況を重点的に調査することを決めた。

第2次調査団は、NSC事務処と国務調整室、外交通商部(外交部)、国防部、行政自治部(行自部)、建設交通部(建交部)、国際協力団当局者からなり、調査団は現地でイラク過渡統治委員会の関係者を含めた各界の要人やイラク住民に直接会い、意見を聴取する計画だ。

一方、NSC高官は同日、イラク追加派兵の規模について「依然として政府の方針は確定していないが、米国が要請した『ポーランド型師団』の規模を考慮すれば、2000〜3000人のレベルになると考えるのが、合理的だろう」との見方を示した。

同高官は「『ポーランド型師団』ではポーランド兵力は2350人台で、韓国の追加派兵も、規模の面でこれに準ずる」としたうえで「派兵規模は最大3000人を越えないだろう」と説明した。

しかし、大統領府の他の高官は「2000〜3000人の規模を派兵するというのは、これを言及した人物の個人的な意見だろう」とし「決まったことは何もない」と反論した。

国防部のある当局者も同日「派兵部隊の構成と機能が明確に決まっていない状況で、派兵規模から言及するのは本末を誤ったものだ」とした後「ただし、イラク現地の治安維持と戦後復興に向けた部隊構成を考慮すると、少なくとも5000人以上にならなければならないというのが大方の見方だ」と話した。



金正勳 jnghn@donga.com