盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は23日、再信任国民投票を実施するという意志を重ねて確認し、政界が望むなら国民投票の実施時期を調整する用意があることを明らかにした。
シンガポールを訪問中の盧大統領は同日午前、シャングリラホテルで記者懇話会を開き、「(出国前に)政治的妥結を話した時、前後の文脈で再信任投票の実施を説得すると言った」とし、「再信任という切り出しにくい言葉を言った以上、可能な限り約束どおりしなければならない」と再信任国民投票の実施の意志を明らかにした。
盧大統領はまた、「時期の問題は早いほどいい。定期国会の日程を考慮して12月15日前後を提案した」としながらも、「しかし反対があるので、(4党の代表に)会って時期の問題を話し合う。望むなら時期を変える」と語った。
ブッシュ米大統領の「多国間枠組みの北朝鮮安全保障」提案に関して、盧大統領は、「米国はこれまで対話の方法を留保してきたが、今回ブッシュ大統領が『安全保障』という言葉を直接使ったのはかなりの進展だ」とし、「北朝鮮指導部を尊重し、一歩進める余地を十分に開いたと考える」と評価した。
盧大統領はまた、「(対北朝鮮安全保障案の)内容が、まだ完全に具体化されていない」とし、「韓米日協力のテーブルで具体的な計画が論議され、論議の過程で相当な拘束力を持つだろう」と見通した。
金正勳 jnghn@donga.com






