
日本人大リーガーの松井秀樹(29、ニューヨーク・ヤンキース)。彼はもはや世界の最高舞台でもヒーローになった。
松井は20日、ニューヨークヤンキースタジアムで行われたフロリダ・マーリンズとのワールドシリーズ第2戦で、日本人選手としては初めてのワールドシリーズホームランを放った。1回2四1、3塁のチャンス。ボールカウント3ボールの場面で相手投手のマーク・レッドマンの直球を打ち返した松井の打球は、フィールドを横切って408フィート(124.4m)と書かれたセンターのフェンスを越えた。先制3点ホームラン。
5万5000人余りのヤンキース・ファンは熱烈な拍手で彼を迎え、松井はヘルメットを脱いで答礼した。ヤンキースは同日、松井の3点ホームランと先発アンディー・ペティートの好投に支えられ、フロリダを6—1で下して、対戦成績を1勝1敗にし、ワールドシリーズの勝負を振り出しに戻した。第3戦は22日マイアミで行われる。
松井は1993年デビュー以来昨年まで、日本のプロ野球、読売ジャイアンツで10年間打率0.307に通産332ホームランを放ったスラッガー。昨年は50ホームラン、107打点と2冠王に輝き、日本野球を制した。自由契約選手(FA)になった後、ニューヨーク・ヤンキースと3年間2100万ドル(約250億ウォン)という巨額で契約し、ビッグリーグに華やかなデビューを果たした。
大リーグで中距離打者に変身した松井は今年レギュラーシーズンで打率0.287に16ホームラン、106打点を上げた。しかし、レギュラーシーズンよりポストシーズンの成績の方がずっと良い。チャンピオンシップシリーズとワールドシリーズで危機に直面するたびにヤンキースに救援の手を差し伸べたのが松井だった。
ボストン・レッドソックスとのア・リーグチャンピオンシップシリーズ第7戦。ヤンキースが3—5で遅れていた8回裏の1死1塁のチャンスで、松井が放ったライトフライ2塁打は結局劇的な逆転勝ちの土台になった。フロリダとのワールドシリーズ第1戦では4打数3安打を記録した。
現在ポストシーズン13試合で49打数16安打10打点で打率0.327を記録している。6、7番を行き来していた打順も中心打線の5番に上がった。
ヤンキースのジョー・トーリ監督は、「ボストンとの試合中、私たちは得点を渇望していた。松井がヤンキースを救った。彼の熱いバットがヤンキースの投手にも力を吹き込んでいる」と語った。
jaeyuna@donga.com






