在ドイツ学者・宋斗律(ソン・ドゥユル、59)氏の国家保安法違反疑惑事件を捜査しているソウル地検公安1部(呉世憲部長検事)は、宋氏が心より懺悔してすべての内容を話せば寛容な措置を下すこともできると17日明らかにした。
検察関係者は、この日「宋氏はこれまで過去に対する反省の兆しを全く見せず、これから頑張りますという『覚悟』のみを語っているので困っている」とし「反省をすれば寛容な措置を下すこともできる」と語った。
しかし、この関係者は、寛容の水準については「その時になってみないとわからない」とだけ答えた。検察は、宋氏が北朝鮮労働党政治局の候補委員として活動した事実をはじめ、核心の疑いを認めて活動過程で取得した北朝鮮の機密情報まですべて打ち明けてこそ、懺悔したことになるのだという。
検察はこの日、8回目になる宋氏の召喚と補強調査を行ったが、宋氏が痔疾治療を理由に帰ることを希望したので、午後4時頃に帰しており、21日頃に再度呼ぶ予定だ。これによって宋氏に対する刑事処罰は来週に持ち越されることになった。
宋氏側の金亨泰(キム・ヒョンテ)弁護士は「宋氏が必要だったら境界人という用語を使わない。また憲法はもとより法の秩序を守り、労働党の入党事実もいま一度認めて謝罪するつもりだ」としながら、「だが (宋氏が) 労動党の候補委員という部分は認めることはできない」と述べた。
一方、康錦実(カン・クムシル)法務長官はこの日「宋氏処理について検察の決定を尊重する。検察と見解が違うことはない」という立場を明らかにした。
李相錄 myzodan@donga.com jefflee@donga.com






