盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は17日、国民に再び信任を問う国民投票をめぐる議論と関連し「アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に行ってきた後、各政党の代表らに会って、どのように結論付けるかについて協議し、早期に政治的に妥結したい」との考えを示した。
盧大統領はこの日、大統領府迎賓館で行われた在郷軍人会役員らとの昼食会で「すべての政党が国民投票に反対している状況で、私一人で強行するのは、容易なことではない」とし「(国民が)長く心配しないように政治的に妥結し、国政がきちんと行われるように、突破口を作りたい」と語った。
盧大統領は、APEC会議の出席とシンガポール国賓訪問の日程を終えて、24日に帰国する予定であり、盧大統領と4党代表の会合は、今月末か来週初めに実現されるものとみられる。
盧大統領は、4党代表との会合で、自身が提案した再信任国民投票の真意を繰り返し説明し、国民投票の実施に向けた「政界の合意」を促す予定とされる。しかし、野党ハンナラ党は、崔導術(チェ・ドスル)前大統領総務秘書官がSKから秘密資金を授受したとされる事件に関し「真相究明を先行させること」を求めていて、民主党は「違憲」を理由に国民投票自体に反対していることから、合意に至るのは容易ではない見通しとなっている。
したがって、盧大統領のこの日の発言は、国民投票実施についての政界の合意が不可能だとの点が、最終的に確認された場合、国民投票の提案を撤回する可能性を示したものであることから、帰すうが注目される。
盧大統領はこの日「(再信任投票の)真意が何かについて考えることもなく、そのまま進めていけばいいのに、この問題がこのように複雑になるとは思わなかった」とし「野党が、最初は賛成していたのに、意外にも反対し出したので、状況が複雑化した」と語った。
盧大統領は続いて「以前にも中間評価、再信任、下野、弾劾とともに大統領職を放棄すべきとの主張が、数えきれないほど出ていた」とし「それで、再信任を受けたいと言えば、騒ぎが少しはおさまるものと思っていたのに、こんなことになり、堪えがたいことだ」と付け加えた。
しかし、盧大統領は「もし、APEC会議に行っている間、私への支持度が大きく落ち込めば(野党が)再び再信任を行おうと主張するかもしれない」とし、野党の党論が旋回する可能性についての期待感も示した。
崔永海 yhchoi65@donga.com






