SKから100億ウォンを受け取ったハンナラ党の崔燉雄(チェ・トンウン)議員対する検察捜査がお金の使い道に集中している。検察は、現在、崔議員の個人流用の可能性とともに、大統領選挙当時ハンナラ党の大統領選挙向けの公組織と私組織に問題の資金が流れ込んだかどうかについて集中的に取り調べている。
このため、崔議員の口座も追跡しており、秘密資金の伝達に係わったとされる人物を立て続けに召還している。これには、崔議員が金品授受の疑いを否定しているだけに、客観的な証拠を確保することで、崔議員に対して働きかけたいという戦略も入っている。
検察は、SKが昨年11月ごろ、当時盧武鉉(ノ・ムヒョン)民主党候補と鄭夢準(チョン・モンジュン)国民統合21候補による候補一本化前に、100億ウォンを崔議員に渡したとみて、その時期に注目している。
ハンナラ党の大統領選挙勝利を予想したSKが、崔議員と協議して特別な「目的」に使われる資金を秘密裏に造成して、ハンナラ党に渡した可能性があるというのが、検察内部の見方だ。
検察の関係者は、「SKが昨年12月、統合新党の李相洙(イ・サンス)議員に提供した25億ウォンはすべて小切手だったことに比して、100億ウォンは全額現金で渡された点を考慮すれば、このお金がハンナラ党の不法選挙資金として使われた可能性に重きを置いている」と述べた。
これとは別に李会昌(イ・フェチャン)前ハンナラ党総裁が、主要側近の崔議員による資金造成を事前に認知していたかどうかも争点に浮上する見通しだ。崔議員は李前総裁と京畿(キョンギ)高校同窓で、李前総裁の主要側近だ。
政界では問題の資金が李前総裁の私組織の運営資金として使われたかあるいは非公式のルートを通じて、ハンナラ党の公式選挙機関に流れ込んだといううわさが飛び交っている。
もちろん、崔議員の個人的な流用の可能性も排除し難い。検察の高位関係者が16日、政治家の不正蓄財などを強く批判したのも、これと無関係ではないという観測が提起されている。
しかし、崔議員が受け取ったお金は全額現金で、口座追跡が完全に不可能なことから、検察がこのお金の使い道を徹底的に糾明できるかどうかはまだ不透明だ。
吉鎭均 leon@donga.com






