9日から始まる宿命のライバル、ボストン・レッドソックスとニューヨーク・ヤンキース間のア・リーグ優勝決定戦で、韓国ファンの最大の関心事は「観衆を侮辱した行為」で窮地に立たされている金炳賢(キム・ビョンヒョン、24)が出場するかどうかに集まっている。
現地の雰囲気は金に有利な方向に向いているようだ。第1戦と第2戦の遠征試合のためニューヨークに着いたボストンのグレディ・リトル監督は8日午前、大リーグのホームページのMLB.comとのインタビューで「金の過去は問題にならない。ただし彼が最高のコンディションを回復したかが鍵だ」と述べた。
リトル監督はまた「金の事件に対する決定は大リーグ事務局に25人のエントリーを提出する締め切り時間まで待つ」と付け加えた。締め切り時間は韓国時間で9日0時。
この言葉をそのまま解釈すれば、金のコンディションさえよければ最近の事件はもちろんヤンキース戦でのジンクスにも関わらず出場の機会を与えるという意味となる。金としては二つの名誉を同時に回復できる道が開かれるわけだ。
金炳賢にはアリゾナ・ダイヤモンドバックス時代の01年、ヤンキースとのワールドシリーズ第4、5戦で2日連続9回裏に同点を打たれてマウンドから降りた痛い経験がある。
しかし、金がエントリーから外される可能性が全くなくなったわけではない。また選手団に入るとしてもそんなに多くは登板できないとみられる。
金炳賢は5日、オークランド・アスレチックスとのディビジョンシリーズ第3次戦でブーイングを飛ばすホームの観衆に向かって右手の中指を立てた事件以来、ブルペンのピッチングすらせずベンチに座っていた。金が突然肩の痛みを訴えたというが、これを信じる人はあまりいない。
リトル監督は前日のMLB.comとのインタビューで「ジェイソン・ジアムビや松井秀喜のような左腕打者にはアラン・エンブリーをデリック・ジッタ-やアルフォンソ・ソリアノのような右腕打者にはスコット・ウィリアムソンかマイク・チームリンをリリーフとして使う」とし、金のエントリーから排除の可能性をほのめかした。
張桓壽 zangpabo@donga.com






