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北朝鮮、0—1でスウェーデンに敗れる 女子W杯

北朝鮮、0—1でスウェーデンに敗れる 女子W杯

Posted September. 26, 2003 23:23,   

北朝鮮がスウェーデンに敗れ、南北はともに決勝トーナメント進出が危なくなってきた。今年のアジア選手権大会優勝チームの北朝鮮は26日、米国フィラデルフィアのリンカーン・ファイナンシャル・フィールドで行われた2003年サッカー女子ワールドカップ(W杯)1次リーグA組第2戦で、予想に反してスウェーデンに0—1で敗れた。

北朝鮮は同日の敗北で1勝1敗となったが、最後の第3戦の相手が世界最強の米国(2勝)であるため決勝トーナメント進出は難しい状態。大会開幕前からA組は強豪揃いで「死の組」と呼ばれたが、北朝鮮の決勝トーナメント進出は楽観的な雰囲気だった。しかし、初試合で米国に1—3で敗れたスウェーデンの戦力は予想外に強かった。

力と個人技を兼ね備えたスウェーデンは序盤から攻撃的なプレーで北朝鮮を寄せ付けず、北朝鮮は前半30分が過ぎても1本のもまともなシュートもなかった。スウェーデンはその間、前半7分、アンデルソンがペナルティー・エリアに高く上げたボールをスベンソンがノンストップシューティングで先制ゴールを決め、それを最後まで守り抜き、勝利の喜びを味わった。

前半のシュート数が1—8と言う絶対的な劣勢を見せた北朝鮮は、後半に入って多少活気を取り戻したが、12分、李クムスクのシュートがクロスバーに当たって跳ね返される不運まで重なった。

米国はミア・ハムが2ゴール1アシストを記録し、ナイジェリアを5—0で下して通算3度目の優勝に向けて快進撃を続けている。

前大会準優勝の中国は豪州戦で先制ゴールを許した後、ベイジアの同点ゴールで1—1の引き分けを記録した。



hyangsan@donga.com