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中国の高速鉄道受注で、独・仏・日が三つ巴

中国の高速鉄道受注で、独・仏・日が三つ巴

Posted August. 10, 2003 21:53,   

中国の北京〜上海間の高速鉄道の建設工事受注をめぐり、日本、フランス、ドイツが熾烈な三つ巴の争いを繰り広げる中、最近中国人の反日感情が終盤の変数として浮上するなど、漸く佳境の様相を呈している。

全長1300km、工事費だけで1200億人民元(約18兆ウォン)のこの高速鉄道が完工されれば、現在14時間かかる運行時間が4〜5時間に短縮される。中国は2008年の北京オリンピックまでに、高速鉄道の建設を終わらせる計画であり、今年中に事業者を選定しなければならない。

日本は、新幹線が1964年の初運行以来1件の事故もなく、安全性が高いことを売りにしている。

フランスは、韓国、スペインなどにTGVを輸出した実績を掲げ、世界が認めた方式であると強調する。ドイツは、上海市内の龍陽路〜浦東空港の間の30km区間に、ドイツの資金支援で建設したリニアモーターカーが運行されている点を宣伝している。

高速鉄道受注の際には莫大な経済的利益が予想されるだけに、3国は昨年から国家最高指導部が直接乗り出すロビー戦を繰り広げてきた。

初めはドイツがリードしているように見えた。昨年12月、シュレーダー首相が上海を訪問して、当時の朱鎔基首相とともにリニアモーターカーに試乗するなど、中国高官層がドイツ方式に強い関心を示していた。

しかし朱首相が3月に退任するや、中国鉄道部は、リニアモーターカーがドイツでも建設されたことがない検証されていない技術として、新幹線のような軌道方式を採用すべきだという内部結論を下した。

小泉純一郎首相が5月末のロシアのサンクトペテルブルク建都300周年記念行事で、胡錦涛・国家主席に会った際に行ったセールス外交も効を奏した模様。

しかし新幹線が有力だという報道が出るや、中国国民が反発し出した。日中戦争当時の日本の蛮行を告発する「愛国者同盟」は、ウェブサイトを通じて新幹線採択拒否署名運動を行い、約8万人がこれに賛同した。

フランスは、新型肺炎SARSで中国が国際的な孤立危機に直面した4月、ジャン・ピエール首相が中国を訪問して中国人の心をつかむなど、力を得ている。



yshwang@donga.com