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金農林部長官、セマングム中断に抗議し突然辞表

金農林部長官、セマングム中断に抗議し突然辞表

Posted July. 16, 2003 21:38,   

金泳鎮(キム・ヨンジン)農林部長官は16日、セマングム干拓事業に対するソウル行政裁判所の執行停止決定に抗議する意思表示として、電撃的に辞表を提出した。

金長官は同日、政府果川(カチョン)庁舎で緊急記者会見を開き「裁判所が環境団体などの一方だけの主張を根拠に、莫大な予算がつぎ込まれたセマングム事業にストップをかけたのに対する抗議の表明として、長官職を退くことに決めた。同日午前9時、高建(コ・ゴン)首相に辞表を提出した」と明らかにした。

金長官は同日配布した声明書を通じ「今回の訴訟と同一の憲法訴願審判請求に対し、今年1月30日憲法裁判所が却下決定を下したにもかかわらず、ソウル行政裁判所が同じ事案について工事中止の決定を下したのは筋が通っていない。誰かが『ノー』というべきだという切迫した思いで辞職を決めた」と述べた。

金長官はとくに、今回の裁判所の決定を「司法的な誤謬」であり、国策事業に対する「哲学を欠いた判決だ」と指摘した後、「国の紀綱が乱され、社会的な混乱が続いている時代的な状況下で、司法府の誤った判決がさらなる混乱をもたらし、国民は戸惑っている」と批判した。

金長官はまた「判決文で環境団体などが、本件の訴訟で勝訴できるがい然性があると言及したことと、セマングム淡水湖の水質汚染が拡大することを問題視して政府の事業目的自体が実現不可能だと決め付けたのは問題が多い」と付け加えた。

金長官は「(私の)辞職が、今後の本件訴訟において、司法の賢明な判断を促し、それを国民に快く受け入れられる契機になることを期待する」と述べた。

一方、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は同日午後、高首相を通じて金長官の辞表を受け取り、側近と辞表を受理するかどうかについて話し合った。大統領秘書室のある関係者は「金長官の辞表提出が司法の決定に閣僚が反発する格好になった上、金長官が辞表を差し戻されても長官職には復帰しないという立場を示しているため、大統領秘書室と論議をしたうえで受理するかどうかを決めるだろう」と述べた。

また、農林部は金長官の辞任宣言後、金正鎬(キム・チョンホ)次官が緊急幹部会議を開き、裁判所への忌避申請を慎重に検討するなど、裁判所の決定に積極的に対応することにした。



高其呈 金正勳 koh@donga.com jnghn@donga.com