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セリーナ、姉を下してウィンブルドン2連覇

セリーナ、姉を下してウィンブルドン2連覇

Posted July. 06, 2003 21:47,   

「お姉さん、ごめんね!」

勝者の顔には勝利の喜びよりぎくしゃくした表情がにじみ出ていた。体の調子も正常でないお姉さんを下したというすまない気持ちが優勝の喜びより大きかったせいだ。

6日、英国ロンドン郊外のオー・イングランドクラブで終わったシーズン3回目のメジャーテニス大会のウィンブルドン選手権女子シングルス決勝戦。

トップシードのセリーナ・ウィリアムズ(22、米国)は、1つ年上の姉ビーナス(第4シード)に2時間3分ぶりに2—1(4—6、6—4、6—2)で逆転勝ち、2年連続優勝を果たした。

セリーナは、20代初めの若い年にして、早くもメジャー通算6回目の優勝カップを獲得し、優勝賞金53万5000パウンド(約10億5000万ウォン)を手に入れた。メジャー大会の決勝で、セリーナに通算5連続敗北を喫し、準優勝に止まったビーナスは、この日最悪の調子だった。数日前から腹痛に苦しんだうえ、痛みの激しい左太ももには包帯を巻いたままプレーした。

しかし、ビーナスは強い精神力で、1セットを先に取った後、セットスコア1—1で対決した3セットに入って、再び腹痛に襲われて、10分間、ロッカールームに戻って応急措置を受けた。ウィンブルドン決勝史上初の棄権敗の可能性も提起された中で、やっとコートに復帰したが、まともに立つこともできない状態でセリーナと戦うのは無理に決まっていた。

00年と01年の覇権に続いて2年連続優勝寸前でつまづいたビーナスは、カメラを取り出して妹の写真を取ってあげるなど、まるで自分が優勝したかのように喜んだ。ビーナスは、「伝統を誇るウィンブルドンでなく、相手が妹でなかったら、たぶん試合をあきらめたと思う」と話し、無理な出場が決してトップに対する欲心のためだけではなかったことをちらつかせた。

授賞式を終えた後、仲良くコートを抜け出るこの姉妹に向けて、1万3800人余りの観衆の起立拍手が送られた。



金鍾錫 kjs0123@donga.com