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個人と企業の返済不能例が増加…銀行の貸し渋り深刻

個人と企業の返済不能例が増加…銀行の貸し渋り深刻

Posted June. 06, 2003 21:58,   

景気の低迷で、銀行の貸し出しを返済できない個人や企業が増え、各銀行が貸し出しの審査を厳しくしている。

個人向け貸し出しの延滞率が低下せず、中小企業への貸し出しが焦げ付くケースが増えると、都市銀行は延滞貸出の回収に取り組む一方、中小企業向けの貸し出しを抑制し、個人向け貸し出しも制限的に行っている。

6日、金融界によると、国民(クンミン)銀行は、今年の個人向け貸し出しの増加率を当初の目標である12〜13%台から8%以下に下げ、企業向け貸し出しの増加率は12%から5%水準に抑制する方針を決めた。

5月末現在、中小企業と個人向け貸し出しの延滞率がそれぞれ4%と2.8%で、3月末の3.74%と2.7%よりも上がるなど、延滞貸出が銀行の健全性を脅かしているという判断によるものだ。

国民銀行の月別貸し出し(企業および個人向け貸し出し)の増加額は1月9674億ウォン、2月9106億ウォンから3月1兆6639億ウォンに膨らんだが、4月8215億ウォン、5月7364億ウォンと次第に減っている。

昨年、政府の個人向け貸し出しの抑制方針を受け、中小企業への貸し出しを競争的に増やしてきた銀行は、貸し出しの利子を支払えない中小企業が増えると、中小企業への貸し出しも控えている。

ウリ銀行とハナ銀行は、中小企業への貸し出しの増加額が、4月1兆800億ウォンと3500億ウォンから、5月7500億ウォンと1500億ウォンへと、それぞれ30%と57%も減った。

ウリ銀行は、中小企業向け貸し出しの延滞率が4月末2.94%から1ヶ月で3.3%に0.36ポイント上昇したことから、旅館、飲食店、不動産屋など、サービス業種に対する新規貸し出しを中断し、他の業種に対する貸し出し審査基準も強化している。

個人向け貸し出しの場合、5月のコール金利の引き下げを受けて先月増えるものと予想された。しかし、延滞率の上昇を憂慮した銀行が貸し出し審査を強化し、一部銀行の貸し出し増加額は先月に比べてかえって減った。

国民銀行の5月の個人向け貸し出し増加額は6722億ウォンで、4月の6501億ウォンより小幅増加し、ウリ銀行は同期間5142億ウォンから4496億ウォンに小幅減少した。

銀行の貸し渋り現象は、しばらく続くものとみられる。

未来エセットのハン・ジョンテ・アナリストは「通貨危機以来、銀行の貸し出しは、毎年2ケタ台の増加率を見せてきたが、銀行が成長本意の戦略を管理本位のものに変え、今年は1ケタ台に抑えられるだろうと思われる」と述べた。



申致泳 higgledy@donga.com