教育人的資源部(教育部)が26日、教育行政情報システム(NEIS)の施行を見直す方針を明らかにしたことで、1学期の随時募集など、入試を目前に控えた各大学は「NEISをめぐる混乱のため、大学入試を無事に終えられるか心配だ」として懸念を示している。
また、これまで徹夜でNEIS入力作業に取り組んできた小中高校の情報担当教師たちも、動揺を隠せない様子だ。
情報担当の教師たちは、学校長に補職辞退願を提出する一方、NEISの施行見直しに反対する全国民署名運動を計画するなど、集団的に反発する動きを見せている。
▲大学の反応「入試資料信頼できない」〓教育部は、「今年の大学入試に支障を来たさないよう、高校3年に限ってNEIS体制を運営する」としているが、大学側はこれを全面的に信頼できないといった雰囲気だ。
全国の市・道教育監および学校長たちが、NEISの施行見直しを拒否するなど混乱が生じていることから今年の入試で、すべての高校が生徒たちの成績資料をNEISを介して提出することが不可能だろうとの判断からだ
とりわけ、一部の学校で手書きによる資料を送ってきた場合、信頼度はもちろん電算化の過程で必要とされる時間および人力の需要に対する懸念を訴えている。
梨花(イファ)女子大学のソン・テジェ入学所長は、「手書きによる資料は、学生たちが任意に書き加えることもあり得ることから、いちいち学校に確認を取らなければならない」としながら、「選考後も問題が発生して、結局学生たちに被害が及ぶ可能性がある」との憂慮を示した。
さらに各大学は、第一線の情報担当の教師たちが業務拒否に取りかかる動きを見せていることで、今後の入試選考日程に支障が生じるのではと、懸念を表明している。
▲情報担当の教師たちの動揺〓現場の学校にいる情報担当教師たちは「高3を除く全学年が、学校総合情報管理システム(CS)体制に復帰するには、かなりの時間と努力が要る」と主張した。
NEISとCSは、データベースの仕組みが異なるため、逆移管プログラムが必要であるが、現在このプログラムはまだ開発されていない状態。情報担当教師たちは、プログラムが開発されたとしても、検証作業と移管資料の検討などにかなりの時間がかかるものとみている。
このため、現状ではNEISで資料を一つ一つを出力した後、再びCSで入力しなければならないため、膨大な時間と努力が必要となる。
▲「CSは第7次教育課程を反映できない」〓CSは、第6次教育課程に合わせて開発されている。したがって、第7次教育課程の深化選択過程が適用される高校2年の場合、学士業務を処理できるCSプログラムが皆無な状態で、現状では高校2年の学士業務処理は不可能である。
とりわけ、移動式授業の多い商業高校、特殊目的高校、体育高校では、授業ごとにクラスが新たに構成されるのと同じと言えるが、CSはこれを十分反映できないというのだ。教師らは、第7次教育課程を反映できるCSプログラムを開発するまで、少なくとも6ヵ月はかかるとみている。
▲サーバーの管理スタッフがいない〓CSはウェブ基盤のNEISと違って、UNIXというサーバー運営体制によって管理されるため、学校ごとにサーバーを管理する者が必ず必要となる。ところが、学校現場にはUNIX体制に熟練したサーバーの専門管理スタッフがいない状態だ。
専門知識を持つ教師がいたとしても、この教師が転勤してしまうと当該の学校は初めからやり直さなければならないといった問題が生じてしまう。
▲技術上の問題点〓CSの場合、昨年5月にリリースされた2.85バージョンを最後にアップグレードが中断されている状態。NEISへの移行に備えて、メンテナンスを担当する会社との契約も昨年5月で終了している。そのため、使用中エラーが発生した場合には、手の施しようがない。
そのうえ、現在全国1万730の小中高校(97%)がNEISを施行しており、350校あまりはすでにCSを廃棄している。
洪性哲 sungchul@donga.com jameshuh@donga.com





