
「正直に言って失望した。私が『必要ない』選手だということじゃないか」
すでに予想していたためか、趙成鏜(チョ・ソンミン、30)はあくまでも声は落ち着いていたが、失望感はそのまま伝わってきた。
趙成鏜は先月29日、韓国プロ野球への復帰のために、新人ドラフトに参加したが、12日、第1次指名権を持っている斗山(ドゥサン)とLGは彼に背を向けた。最終日である同日まで指名権を行使しなかったのだ。
これによって趙成鏜は6月30日に行われる新人第2次ドラフトに出ることになった。第2次指名では、前年度の成績の逆順番に従って、ロッテが優先権を持つことになり、8の球団全てが参加できる。
—第1次ドラフトで指名されなかった理由は何だと思うのか。
「これまでマスコミで取りざたされたじゃないか。体の状態もまあまあだし、プライベートな生活にもトラブルが多いなど…。実際、第1次ドラフトで指名されなかったので、恥をかいたような気がする」
—斗山とLGのいずれかは指名すると思っていたのか。
「城南(ソンナム)高校で練習していた先月、LGと斗山の両方に『一緒に練習しても良いか』と意思を打診した。そしたら、両方とも『うちのチームで練習すれば、向こう側からクレームをつけてくるのではないか』と言われた。それで、『どちらかは指名するだろう』と思っていたのに、自分の勘違いだった」
—10億ウォン程度の年俸を考えているという話も聞かれたが…。
「友達に、『私が韓国でプレーすれば、どれほど受け取れるだろうか。10億ウォンぐらいかな』と笑い話で言ったことがある。その言葉が出回ったようだが、はたして韓国で私に10億ウォンも払うチームがあるだろうか」
—これからの予定は。
「まず、時間をかけて自分の将来について考えてみるつもりだ。両球団の意思がそうであれば、他のチームもみんな同じだろうと思う。第2次ドラフトでどのチームが私を指名するかは分からないが、野球は続けたい」
金相洙 ssoo@donga.com






