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アリゾナの金炳賢が先発初勝利 崔煕燮は5試合連続安打

アリゾナの金炳賢が先発初勝利 崔煕燮は5試合連続安打

Posted April. 20, 2003 22:06,   

意地と執念が大リーグの壁を取り崩した。

「下から投げる『サブマリン』投手は先発では成功できない」というのが大リーグの定説。アンダー・スロー投手は、ボールも早くない上、大リーグの数多くの左打者を相手に戦うにはいろいろと困難が多いからだ。

今年、抑え投手から先発となったアリゾナ・ダイヤモンドバックスの金炳賢(キム・ビョンヒョン、24)は、「サブマリン投手もやればできるということを証明したい」と述べた。そして、20日の遠征試合、セイントルイス・カージナルス戦でそれを証明した。7イニング5安打3失点の「クオリティー・スタート(先発投手が6回以上3失点以下に抑えること)」でチームを4−3の勝利に導いた。

20日の勝利は意義深いものだった。昨年ナ・リーグ西部地区の優勝を勝ち取ったアリゾナは先発陣が崩れ、この試合の前までは5勝12敗で地区内最下位となっていた。さらに、昨年、投手3冠王(最多勝利、奪三振、防御率)となったエース、ランディー・ジョンソンは膝の負傷で戦列から離れており、もう一人の中核投手であるカート・シリングまで急に盲腸炎の手術で先発ローテーションから外れた。ただでさえ不振に陥っているのに、大黒柱二人まで欠場せざるを得ない状況だったのだ。

金炳賢も良いコンディションではなかった。金炳賢は15日、コロラド・ロッキーズ戦で折れたバットが左足首に当たり、20日の登板は危ぶまれていた。しかし、金炳賢は「無理だとは思ったが、チームが困難に陥っている時に何かをやり遂げたという達成感を感じたくて登板を強行した」と述べた。痛みを抑えるために前日まで針灸の治療を受けた。

金炳賢は、4回に3失点したものの、残りの6イニングを無失点で抑え、打席では1打点タイムリー2塁打を打った。

98球を投げた金炳賢が大リーグ最多イニングをマウンドで頑張ると、アリゾナの選手たちも集中力を発揮した。アリゾナは5回にゴンサレスが逆転2ランホームランを放ったうえ、8回にマウンドに立ったリリーフのマット・マンテイが2イニングを完璧に抑え、1点差の状況を維持した。

これまでの3試合でよいピッチングを見せたにもかかわらず、チーム打線がこれを支えられず3連敗に陥っていた金炳賢は、久しぶりの明るい顔で「勝つのって本当に大変ですね」と述べた。ベテランのマーク・グレースは「サイ・ヤング賞に値する投球だった」と金炳賢を称え、スポーツ専門チャンネルESPNホームページはこれをトップ記事に扱った。

一方、シカゴ・カブスの崔熙燮(チェ・ヒソプ)は、ピッツバーグ・パイレーズ戦で4打数1安打1打点で5試合連続安打と打点を続け、シーズン打率を3割(40打数12安打)に引き上げ、アトランタのポン・ジュングンは、フィラデルフィア・フィリーズ戦で中継ぎ投手として登板して無失点に抑え、7試合連続無失点を記録した。



金相洙 ssoo@donga.com