国内で18日、SARS(重症急性呼吸器症候群)の疑いのある患者2人が新たに発生した。また、中国北京にSARSが広まり、韓国人留学生1万5000人あまりが大挙して帰国するものと予想され、防疫当局が緊張している。
国立保健院(保健院)は同日、SARS疑いの患者2人が新たに発生したことで、国内でのSARS疑いの患者は、すでに隔離病院から退院した患者を含め計6人に増えたと明らかにした。18日現在、入院しているSARS疑いの患者は全部で4人だ。
保健院は17日、中国の北京から入国した20代の女性と広東省から入った30代の男性が38度以上の高熱とせきなどの症状を見せたため、仁川(インチョン)国際空港から直ちに隔離病院に入院させ、手当てを受けさせていると話した。
保健院は、彼らがSARS危険地域から帰国しており、高熱とせきなど、SARSと類似の症状を見せていることから、直ちに疑いのある患者に分類した。
20代の女性は入国の際、検疫アンケート紙に熱とせきなどの症状があると書いており、30代の男性は飛行機の中で熱が出たと訴えた。この男性は主に気管支炎の症状をみせていると言う。
保健院は「乗務員を含め、彼らと同じ飛行機に乗ってきた乗客265人全員に対し、別状があるかどうかを電話で追跡調査中だ。いまのところ別状は報告されていない」と話している。
一方、中国の教育部は北京の一部の大学に対し、1989年の天安門民主化運動以来、はじめて休校令を出す方策を検討しているため、北京の韓国留学生がSARSを避けて帰国する可能性が高まっている。
保健院は「SARS危険地域から帰国する留学生に、帰国するなと要求する根拠が今のところはない。疑いのある患者の症状を見せる入国者に対する隔離措置などを強化する方策を進めている」と話している。
異鎭 leej@donga.com






