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盧大統領「来月ブッシュ大統領と北朝鮮核真剣に協議」

盧大統領「来月ブッシュ大統領と北朝鮮核真剣に協議」

Posted April. 13, 2003 22:15,   

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、13日、ソウル竜山区孝昌(ヨンサング・ヒョチャン)公園内の白凡記念館で開かれた臨時政府樹立84周年記念式に参加し、「臨時政府は我が民族の独立意志を世界に知らせた史上初めての民主共和制政府であり、我々の憲政史は臨時政府から始まった」とし、「参加政府は臨時政府の誇らしい法統の上に立っている」と強調した。

盧大統領はまた「国権喪失が分断につながり、今日に至る過程で正義がなくなり、日和見主義が蔓延する不幸な歴史も経験した」としながら、「過去に苦痛だけをもたらした地政学的条件が、今は北東アジアの中心となり希望の条件となっている。我々が先頭にたって平和と繁栄の北東アジア時代を開かなければならない」と話した。

さらに盧大統領は「来月、米国を訪問し、ブッシュ米大統領と北朝鮮の核問題について真剣に協議する計画だ。それと同時に、日本、中国、ロシア、欧州連合とも緊密に協調していく」としながら、「北朝鮮の核問題が必ず平和的な方法で解決できるように努力する」と述べた。

臨時政府樹立記念式の行事に現職の大統領が参加したのは、盧大統領が初めてだ。盧大統領はこの日、記念品として、金信(キム・シン)白凡記念館長から「韓米親善平等好調」という白凡金九(キム・グ)先生の揮毫複製品をもらった。

これに先立ち盧大統領は、12日、欧州と北米、アジア太平洋地域の民間世論を主導する人々が中心となって1973年に設立した国際民間機構の「3極会議」ソウル総会参加者約150人を大統領府に招待しお茶を飲みながら「核開発は北朝鮮に決してプラスにはならない。北朝鮮は対話に応じるのが得策だ」と述べた。



金正勳 jnghn@donga.com