Go to contents

米、バクダットを圧迫攻撃

Posted April. 09, 2003 22:24,   

イラクの首都バグダッドを横切るチグリス川西岸をほぼ掌握した米軍は、9日、チグリス川東方に侵攻するために、バグダッド西方と北方、南東の3面から包囲攻撃を開始し、市内全域で市街戦が繰り広げられた。

イラク軍は、共和国防衛隊を中心に反撃に出たが、じりじりと米軍に押されている。

これに先立ち、米軍は8日夜、何の抵抗もなくバグダッド北東にあるサダムシティに侵攻したと、AFP通信が目撃者の証言を引用して報じた。

米軍は、イスラム教シーア派の密集居住地域であるサダムシティでイラク人から歓迎を受けたが、一方、市全域で民間人による略奪が行なわれたと同通信は伝えた。

米第1海兵遠征軍は9日、バグダッド中枢部から南東に5km離れたラシッド空軍基地を前日制圧したのに続き、ディヤラ川を越えて都心への進撃を開始した。

米第5軍団傘下の兵力も、バグダッド北部で包囲網を狭めていると外信が伝えた。

バグダッドの北方からの米軍の移動が目撃されたのは、今回が初めてだ。

バグダッド中枢部では、チグリス川西岸の大統領宮殿に陣地を張った米第3歩兵師団の兵力が、イラク軍が掌握しているチグリス川東岸につながるジュムフリア橋などで激しい戦闘を繰り広げた。

一方、英国のマスコミは情報消息筋を引用して、イラクのフセイン大統領が米軍の「照準爆撃」にもかかわらず生存しているようだと報じた。米国は、フセイン大統領が死亡したかどうか明らかでないという立場を示した。



洪銀澤 euntack@donga.com