Go to contents

KBSドラマ「張禧嬪」 視聴率挽回で新人投入

KBSドラマ「張禧嬪」 視聴率挽回で新人投入

Posted April. 08, 2003 22:18,   

한국어

「張禧嬪(チャン・ヒビン、テレビドラマの番組名)は終わりにいくほど面白くなるドラマです。若いタレントの活力で停滞している雰囲気を盛り上がらせたいと思います」。

KBS2のドラマ番組「張禧嬪」(水・木午後9時55分)にニューフェイス、朴イェジン(22、写真)が緊急投入された。 肅宗(朝鮮時代第19代王、位1674〜1720年)の息子を生んだ張禧嬪(金ヘス扮)が中宮に推され、仁顯(インヒョン)王后(朴ソンヨン扮)が宮殿を追われ、張禧嬪の新たなライバル「淑嬪崔(スクビン・チェ)氏」として登場する。

98年SBSシチュエーション・コメディ番組の「LAアリラン」でデビューした朴イェジンは、映画「女子校怪談パート2」で百想(ペクサン)芸術大賞と映画評論家協会新人賞を受賞した。また、映画「叩けば通じる」でタフなアクション演技を見せた。時代劇は今回が始めて。

これまで4度も製作された「張禧嬪」は、金ヘスのキャスティング騒ぎといっしょに、最近視聴率7〜8%に落ち込み、早期終演の危機に落ちていたのが事実。同時間帯のSBSドラマ番組「オール・イン」が視聴率49.1%を記録しながら3日終演すると、KBS側も本格的な番組盛り上げに乗り出した。KBSドラマ局のホン・ユンシク局長は、「『張禧嬪 』盛り上げのスケジュールを『オール・イン』の終演に合わせた」とし、「朴イェジンは番組盛り上げのために緊急投入された救援投手だ」として紹介した。

「張禧嬪」を「オール・イン」の終演に合わせるために、最近ストーリーを速く展開させた。張禧嬪は40話で懐妊して2話後の42話で出産。9日放送される45話では、金ヘスが禧嬪に封じられ、50話以内に仁顯王后が中宮を追われる予定だ。

朴イェジンは8日夜、慶熙宮(キョンヒグン)で初のロケーションに入った。ムスリ(宮中で掃除をする下女)である崔氏が仁顯王后の使いで張禧嬪が生んだ赤ん坊に着せる服を持っていき、その服の中から針が見つかりお仕置きされるシーンだった。

「最初からお仕置きされるシーンでした。足に保護帯を巻いたんですが、とても痛かった。でも、仁顯王后や張禧嬪といっしょに王をめぐって「三角対決」する運命的な定めを見せるシーンでしたので、ベストを尽くしました」

朴イェジンが扮する淑嬪崔氏は下女として宮中に入り、中宮を廃される仁顯王后を称える姿が王の目に入りお手が付く。崔氏は張禧嬪からひどい仕打ちと蔑視を受けるが、王の寵愛を得て、後の英祖の生母となる。

新世代のタレントらしく、時代劇のイントネーションをそのまま鵜呑みにするよりはもっと親しみやすい語調でお茶の間入りするというのが、朴イェジンの抱負だ。



田承勳 raphy@donga.com