今年に入ってから、韓国に対する外国人の直接投資が大幅減少している。内需景気の低迷と国際原油価格の上昇、貿易収支の悪化など数々の「悪材料」が重なっている韓国経済への懸念を一層強めているからだ。
産業資源部(産資部)が4日に発表した「第1四半期の外国人投資実績」(暫定)によれば、今年1〜3月の外国人の対韓直接投資額は11億800万ドル(申告ベース)で、昨年同期(21億4900万ドル)に比べ48.4%も減少した。
今年第1四半期の投資額は、経済危機の直後だった1998年の第1四半期の5億7200万ドル以来、半期別では、この5年で最も少ない。また、昨年の第4四半期(10〜12月)の直接投資が前年同期比の63.7%も減少したので、2四半期(6カ月)連続して減少したことになる。
産資部の李秉鎬(イ・ビョンホ)国際協力投資審議官は、「イラク戦争と世界的な景気回復の遅延で、全般的に投資がい縮した。また、北朝鮮の核問題なども投資雰囲気を冷え込ませた要因となっている」と分析した。
地域別では、米国の投資が昨年の第1四半期より71.7%減少の3億5600万ドルに止まり、減少傾向が著しかった。これによって、全体投資で占める米国の比重は、昨年第1四半期の58.5%から32.1%へと、26.4%も減った。欧州連合(EU)の投資額も3億5500万ドルで、24.0%減少した。
一方、機械、化工、電機電子など部品素材業を中心に投資した日本は1億5600万ドルで6.1%増加し、全体投資で占める比重も6.8%から14.1%に上昇した。
産業研究院(KIET)の河炳基(ハ・ビョンギ)主任研究委員は、「イラク戦争などによる外部的不安要因が大きいので、内部的にでも不安要因を減らし、国内外の企業に負担を与える措置はしばらく猶予しなければならない」と言った。
産資部はイラク戦争が終われば投資環境が回復すると期待している。また、外国人投資促進法を改正し、投資金額の一定比率を現金で返す「現金補助制」を取り入れるなど、海外投資誘致促進対策を設ける方針だ。
具滋龍 bonhong@donga.com






