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メッツの徐在応、先発投手陣に合流

Posted April. 04, 2003 22:35,   

ニューヨーク・メッツの徐在応(ソ・ジェウン、26)投手が、大リーグ進出6年目でやっと先発の夢を果たした。

メッツのアート・ハウ監督は4日、徐在応を先発ローテーションに正式合流させ、7日の午前3時10分(韓国時間)から本拠地シェイ・スタジアムで行われるモントリオール・エクスポズ戦に起用すると発表した。モントリオール・エクスポズの先発は3年連続二桁の勝数を誇り通算69勝をマークしている中堅投手リバン・エルナンデス。

徐在応は、第5先発をかけて競争していたが、ライバルが1日に崔熙燮(チェ・ヒソプ)の所属しているシカゴ・カブスとの開幕戦で2回9失点の悪投の結果マイナーリーグに降ろされたことから、先発ローテーション投手の座をつかんだ

これで、大リーグで活躍中の韓国人先発投手は、朴賛浩(パク・チャンホ、テキサス・レンジャーズ)、金炳賢(キム・ビョンヒョン、アリゾナ・Dバックス)に加え、計3人となった。たまたま、7日には、朴賛浩が午前5時5分に本拠地で行われるシアトル・マリナーズ戦に登板することになっているため、初めて韓国人投手2人が同日に先発出場する見通しだ。

仁荷(インハ)大学に在学していた97年末にニューヨーク・メッツに入団した徐在応は、150kmの剛速球にスライダーやチェンジアップなどの変化球も自由にこなして注目を浴びたが、99年に肘をけがしてマウンドに上がれないつらい時期を過ごした。大リーグでの登板記録は去年7月に行われたシンシナティ・レッズ戦で投げた1回無失点が唯一だ。

しかし、徐在応は先月のオープン戦で5試合に出場し、平均自責点3.60で1勝1敗1セーブをマーク、新しい可能性を開いた。



張桓壽 zangpabo@donga.com