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法務部、検察幹部人事で大幅な世代交替

Posted March. 11, 2003 22:05,   

法務部は11日、最高検察庁次長に金鍾彬(キム・ジョンビン、司法試験15期)最高検察庁中央捜査部長を昇進発令し、徐永済(ソ・ヨンジェ、同16期)清州(チョンジュ)地検長をソウル地検長に転補するなど、検事長級以上の幹部40人のうち38人に対する昇進転補人事を13日付で行った。

今回の人事は、司法試験(司試)13〜15期の幹部たちが概して主要ポストから排除されたのに対し、司試16期以下の幹部たちが高等検察庁長に昇進するなど「序列破壊型」の人事であることから、検察組職に大きな衝撃を与えるものとみられる。

この日の人事では、法務研修院長(高検長級)に鄭ホンウォン(14期)釜山(プサン)地検長、ソウル高検長に鄭鎭圭(チョン・ジンギュ、15期)仁川(インチョン)地検長、大邱(テグ)高検長に林来玄(イム・ネヒョン、16期)全州(チョンジュ)地検長、大田(テジョン)高検長に金相喜(キム・サンヒ、16期)済州(チェジュ)地検長、 高検長級の法務部次官には鄭相明(チョン・サンミョン、17期)法務部企画管理室長が、それぞれ昇進し、李範観(イ・ボムグァン、14期)光州(クァンジュ)高検長は留任した。釜山高検長は空席。

法務部は、検察総長に内定した宋光洙(ソン・グァンス、13期)大邱高検長について、国会聴聞会を経て総長に公式任命されるまで、いったん法務研修院の研究委員に転補した。

ソウル地検長とともに検事長級の主要4大ポストと呼ばれる最高検察庁中央捜査部長には、安大煕(アン・デヒ、17期)釜山高検長、公安部長には李棋培(イ・ギベ、17期)法務研修院企画部長、法務部検察局長には洪錫肇(ホン・ソクチョ、18期)司法研修院副院長が、それぞれ任命された。

また、釜山地検長には李廷洙(イ・ジョンス、15期)最高検公安部長、大邱地検長には朴泰淙(パク・テジョン、16期)最高検監察部長が、それぞれ転補された。

これに反して、疑惑事件の捜査や拷問致死などで検察の信頼を落とした幹部たちは、大挙高検長の昇進から脱落したり閑職に配置されたりした。

また、法務部の局室長級に司試18、19期の幹部たちが大挙配置されており、最高検の幹部たちも司試17期が一番多く、検察幹部たちに対する大幅な世代交替が行われた。これとともに柳聖秀(ユ・ソンス、17期)ソウル高検検事と、文ヨンホ(18期)ソウル高検公判部長、鄭東基(チョン・ドンギ、18期)ソウル高検刑事部長、朴相吉(パク・サンギル、19期)ソウル地検南部支部長、林采珍(イム・チェジン、19期)ソウル地検北部支部長、安ヨンウク(19期)ソウル地検の議政府(ウィジョンブ)支部長など6人は、検事長に昇進した。

一方、明魯昇(ミョン・ノスン、13期)法務部次官と、金永珍(キム・ヨンジン、14期)大邱地検長、金圭燮(キム・ギュソプ、15期)水原(スウォン)地検長は、この日、法務部に辞表を提出した。金源治(キム・ウォンチ、13期)最高検察庁刑事部長も、近く辞表を提出するものとみられる。また今回の人事に不満を抱いている検察幹部たちが多く、これからも辞表を出す検察幹部が続くものとみられる。



河宗大 丁偉用 orionha@donga.com viyonz@donga.com